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名前：Christine　Hartnett
読み：クリスティン・ハートネット
年齢：17歳
性別：女
容姿：身長は女性にしてはやや高めの165センチで、身体つきは余計な脂肪を(胸も含め)ほとんど取り除いたとさえ思える程に引き締まっているが、筋肉質という訳では無く長距離陸上選手のそれに近い。まあ、それは鍛えているからとかではなく、単に食に割く金がない事に加えて普段から落ち着きなく動き回っているからに過ぎないのだが。
　　　左眼は美しい切れ長に、整った鼻立ち、そしてシャープな顔の輪郭と、後述の性格からはまるで予想も付かないまでに端麗な姿をしている。頭髪は、腰近くまである混じりけの一切ない黒い髪を後ろで一本に纏めているが、その髪質は手入れをしているとは思えなくらいには痛んでおり、オシャレなどには興味がない事が見て取れる。それは普段の服装からも覗う事が出来、シンプルなズボンに何の飾り気も無い白いボタン式のシャツ、そしてややぶかぶかに見える革靴と茶色のキャスケット帽が、いかにも『服は着れればそれでいいんだよ』という彼女の考えを覗わせている。 そしてそれらの服装は小奇麗とは程遠く、靴やキャスケット帽を初めとしたほぼ全てが余りにくたびれているため、彼女を女性と確信するものは少ない。ちなみに、彼女の革靴には踵からつま先にかけて包み込むように鉄板が仕込まれているのだが、それはもちろん喧嘩のために他ならない。
性格：冷静という言葉を思考から一切排除したのではないかとさえ思える程に直情的かつ直線的。良く言えば真っ直ぐな性格だが悪く言えば『バカが付く程正直な馬鹿』。その上好戦的であるためケンカなどのトラブルを起こしやすいが、その代わりに上下関係と仲間意識は異常とさえ言えるまでにあるため、仲間内でのトラブルはほとんどない。というよりも前述の性質も相俟って『愛すべき馬鹿な子分』という言葉がしっくりくるような奴。理解力も平均より乏しく、聞き間違いや思い違いも多々発生する。
能力：自身に掛かる重力の方向と掛かるパーセンテージを操る。操れるのはあくまで自身のみの重力の方向と掛かる重量のパーセンテージだけであり、例えば重さを100パーセント以上には出来ないしー高重力で相手を押し潰したりといった事もできない。であるが、自身のみなら重力を0パーセントにし無重力にすることは可能(つまり、現在かかっている重量の『方向』、そして重さを0～100％の範囲で操れる)。ここでいう自身とは、自身の肉体の他に身についている衣服の他に手で掴んでいる物も含まれる。とは言え、自身の手から放された時点で能力の範囲外となる。
武器：携帯できる可能な限りの数のナイフ。(拳銃も撃てないわけではないが、片手しかない関係で命中率g低いのと装填が出来ないため携帯はしていない。)
所属：南部マフィア
立場：構成員
その他：国籍、出生ともに不明で気が付いた時には路頭にさまよっていたのだが、恐らく能力者という事が右腕と目の欠損から勘付かれ両親に捨てられたのだと思われる。物心付いた時から生き延びるために強盗、追いはぎを行う事で食い繋いできた。そうして１５の頃、運悪く組員に手を出し見事に返り討ちにされたが、女ゆえ非力ながらも素早い身のこなしと、ケンカと追いはぎで培ってきた能力の活用方法と戦闘センスを買われ、構成員へ。そんな過去を送ってきたからか、『自分が女』という自覚はこの上無く薄く言葉使いからもそれは覗える。
サンボ：「女だからって舐めて掛かっと両目ぶっ潰すぞ、ああん！？」「へへ、俺はここの人たちに命助けられてんだ。恩返ししねえとな」「え、あ、はい！　よくわからねぇッスけどわかりました！　……すんません」
募集：兄貴分というか、教育係(15の頃、こいつを返り討ちにした方)。
乗っかり：もし万が一よろしければ、エウラリア様の『「雑貨屋」の部下』に乗っからせて頂いてもよろしいでしょうか。気が乗らなかったりしましたら遠慮なく蹴ってやって下さいませ。
備考：能力を使用することによって副作用はないものの代わりに右腕が肩から先が丸ごとなく、右目もない。ここでいう「無い」というのは視力がないという意味だけではなく、文字通り眼球そのものがない。義眼だなんて気の利いた物は手に入らないため、常にその右目は閉じられている。