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【>>67
ハマグリ様

それではお言葉に甘えさせてハマグリ様と呼ばせて頂きますね。お心遣いありがとうございますｖ(*´∀｀*)ｖ

ヘルガ様流石･･････!!オズワルドがポッカーンと「やられた」って間の抜けた顔をしそうで、それを想像すると自然とにやけます笑
ごろつきに成り立ての頃はなんとなくヘルガ様のお世話になってそうで

もったいないお言葉、ありがとうございます。嬉しいです。:*:・(*´ω`pq
私も素敵な文章をお書きになるハマグリ様にお相手頂いてとても嬉しく思います。本当にお声をかけて下さりありがとうございます。

>>みや様
設定を一部追加させて頂きましたのでお時間があるときに確認して下さいませ。
あともう一人投稿したいのですが大丈夫でしょうか？】


「マジで?あぁー･･････良かった。」

　ヘルガに背中を叩いてもらい、安心したように息を吐き出す。
　いつもの服装だったらここまで気を張り詰めることはしなかった。全ては大事に使ったら長持ちするし箔が付くのでは、と考えてとんでもない値段のスーツを買った自身の所為なのだが。

「ほーんと、あんがとさん。いやな、路地裏が綺麗じゃねぇのもあるが、怪我ぁ無理でも汚れだけは意地でも付けて、その後ザマァミヤガレって笑いの種にするよーな狡こすい奴がいたかもしれねぇだろ？」

　負けっ放しだった頃の俺みてぇに。
　自虐的に笑うと、もう行こうか。と声をかけ、ガルゴファミリーの屋敷の方へとまた歩き出す。
　オズワルドは最初はとても強いとは言えず、むしろ粋がっただけの弱い奴だった。様々なコトに慣れて無く、取り敢えずケンカ売って能力を無茶苦茶な使い方をして、ぼろぼろにやられて、悔し紛れに金をくすねて服を汚して、を繰り返していた。
　まぁ、そんな苦い経験を得たから、能力の正しい使用方法や、判断力や体力が付いたのだが如何せん若かった、青かった。ふとしたときに思い出しては馬鹿だなぁと遠い目をしてしまうほどに。

　別に急ぎではない―と彼が勝手に考えているだけ―からか彼の歩みはややゆっくりとしており通りの様子を眺めながらだった。
　気持ちを切り替えるためにも少し時間が必要だったから街並みや人々の様子をよく観察しながら歩くのは落ち着くにはちょうど良かった。
　治安の良さではやはり自領の方かもしれないが、やはり大きな街だからだろうか活気では南部の方がすごい。北部はあまり行ったことが無いが今後のためにもしっかりと見に行くべきだろう。

「ヘルガぁ、今度時間が合えば一緒に北部にも行かねぇか。んで終わったら俺んちで一杯どうよ。」

エールを仰ぐように呑むような真似をしながら提案してみた。流石に協力体制を敷いていないところに一人で行くのは気が引けたから巻き込んでしまおうか、と考えながら