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Re: QUEEN【準備中】 ( No.6 )
日時: 2017/09/24 15:38
名前: ランゴスタ (ID: qD0oxfww)

【戦姫】


永遠と争い続ける、途方も無い戦争は、一体何人の人を死に至らしめたのだろう。

私は鉛弾と剣と槍をその身で受けながら、匍匐前進をする。
戦え。戦え。

戦え。戦え。

戦………え?。



何の為に戦ってるのだろう?。
私は何をやっている?。
名声?、誇り?、名誉?。
要らない。必要ない。生きる為にすらならない。
ならば生きる為か?。なら、こんな事に身体を張って突っ込む事は無いだろう。

軍なんて必要ないじゃないか!!。
武器なんて必要ないじゃないか!!。

私はまだ生きたいのに!、まだやり残した事があるのに!!。


私はこんな所で何をやっているんだ!!??。


戦う事すらに嘆き、戦意と生き方を忘れてしまった、ただ一人の女は……襲いかかる剣に怯えながら、ただ身体を受けることを待つしか無かった。



だが、その剣が身体を受けること無く、白き布を被された。
それは、白馬の王子様だった。

それと同時に、終焉の鐘が鳴り響き、赤が掛かった雲が晴れ、青空が浮かぶ。


王子様は、戦場と言う無慈悲な戦いの地から、守ってくれた。


王子様は、白馬に乗ってその場を去ってしまったのだ。

私はまた、戦に生かされてしまった。
だが、生きる目的が見つかった。

彼の側ならば、戦争など起きないのでは無いかと思ってしまう。
いや、彼が私を守ってくれる。絶対に。

なら、私はその願いを胸に、次に訪れる戦いに銃を持つ決意をした。

その欲望から現れた魔法使いは彼女に武具を錬成する力を授け、彼女の願いを導かせた。


彼女は白馬の王子様に会うために、無慈悲なる鉛弾を飛ばす銃を構えた。