オリジナルなりきり掲示板
- Re: 【だれでも!】妖桜学園【募集中】 ( No.27 )
- 日時: 2017/10/16 00:16
- 名前: 來 ◆S2QRgg5fs2 (ID: oyEpE/ZS)
>>21 >>23 >>24【生徒会】乱入感謝ですー!
今日は随分と生徒会室が賑やかで。飛び交う話声に凪は少し機嫌を損ねたように目を開け溜息をつく。
初めに入ってきたのは名前の通り海のような青年。たしか名前も海で付喪神だったような。
凪に近づくとざっと何百枚はありそうな資料の山を追加するように机に置いた。
その資料をぼーっと見つめる凪にあきれたように書記である那綺がお礼を述べる。
「……」
いまだに何にも手を付けていない学校のトップは見ての通りこのように毎日呆れられているがこれでも実力はある。
ただちょっとやる気がないだけで。うん。
海が出した麦茶を受け取り口に運ぶとドアをノックする音が聞こえた。きっと菜蓮だろう。
彼女は優秀だ。そして仕事熱心だ。凪のやる気がでる前に仕事を終えたり、時にはやる気を引き出したり。
「なにこれ、多くない……?」
机にこんもりとたまった資料達。全て自分が溜めていた分で自業自得なのだが凪は心底面倒臭そうに頭をかくと書類にやっと手を伸ばした。
海が退出する。その様子を見てはいないが感じていた凪は、「仲良くしなきゃだめでしょ」と呟くようにこぼす。
目は相変わらず眠たそうにしているが手はちゃくちゃくと書類をさばいていく凪。
伊達にもこれがマンモス高校の会長の座に君臨している男だ。やればできる男である。尊敬はされないけれど。
>>22 >>25 >>26 【校庭】 乱入感謝です~!
「鴉くん」
隣のブランコに座った鴉と名乗った青年を追うように見つめ紅羽は彼の名前を繰り返すように呟いた。
そして鴉天狗かな、と自分の中で結論を見つけるとにっこりと笑みを浮かべる。
随分とよくしゃべる鴉くんだなぁ、と内心ほっこりしながらも比較的温厚な紅羽は全て聞き終えてどの質問から答えようと脳内で整理する。
唇に人差し指を持ってきて考えるのはどうやら癖のようで。
しかし考える時間は体感でいうと3秒ほどで、紅羽は口を開いた。
「紅羽っていうの。えっとね、学年は3年で。んー、あとは何の質問だっけ」
能天気に笑いながら聞くと、なんの妖怪か、という質問が返ってくる。
そうそう、と言いながら目を細め楽しそうに笑う紅羽。
今日は風もあるようで強い風が紅羽の髪をもてあそぶかのように持ち上げていく。
「朱雀っていう妖でね、日本の妖ではないんだけれど。うん、飛べるし変化もできるよ!」
たぶん鴉よりはやく飛べちゃうよ、と事実を冗談交じりにいいイタズラっぽく笑いかけた。
同じ鳥類の妖怪に出会うのは別に初めてというわけではないが共通点を見つければ嬉しいのは嬉しいのだ。
ほんわかした心で鴉くんから目を離すとちょうど目の前を二人の生徒が横切って行った。
「それにしても鴉クン、良い名前」
すっかりうれしい紅羽はご機嫌とでもいうようにブランコを漕ぐ。
ブランコは自分が羽ばたかなくても空に近づいてくれるからよく乗るのだ。空に近づいたり離れたり。
時々悲しくはなるけれど、隣に誰かいる今は空が離れていっても平気だと思った。
総合掲示板
小説投稿掲示板
イラスト投稿掲示板
過去ログ倉庫
その他掲示板
スポンサード リンク