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- Re: 【日常・恋愛】妖蓮町の日常茶飯事【なり開始/中文/募集中】 ( No.36 )
- 日時: 2017/10/21 18:29
- 名前: 唯 (ID: sWd0HDw3)
【 茶屋ってあっても大丈夫ですか? 】
日差しは、強く蒸し鍋にする気かと聞きたくなるような蒸し暑さに紫蘭は結構参っていた。
一見、百合模様の朱に近い桃色の和風の日傘を優雅にさしながら肩のペットのキタキツネとともにニコニコと歩いているように見える彼女だが暑さは苦手で半分熱中症状態だ。実際、彼女の首筋やうなじには汗が滲み出ている。
( ・・・流石にまずい・・・・・・意識が朦朧としてきた… )
「 白・・・大丈夫? 」
肩でぐったりとしているキタキツネにそっと声をかける。キタキツネはわずかに顔を持ち上げたが直ぐにまたぐったりしてしまう。
( ・・・茶屋でも探さないと・・・えーっと、茶屋……茶屋…… )
「 !・・・・・・ 」
日傘を上に傾け辺りを見渡すと、銀色の髪に銀色の毛色の犬耳と犬尻尾が誰かとぶつかったのが見え紫蘭は視線を向ける。
( あれは・・・銀さん、か・・・ )
銀にぶつかった人物はそそくさとどこかに行ってしまう。銀色の毛色の髪と犬耳、尻尾は強い日差しを反射してか、紫蘭の意識が朦朧としてるせいかキラキラと輝いて見える。
「 銀さんじゃないですか!・・・こんにちは 」
紫蘭は銀の元へ足を進め、銀の直ぐ側まで寄ると半熱中症状態なのが全然わからないほど優雅に微笑んでそう言う。
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