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Re: 【日常・恋愛】妖蓮町の日常茶飯事【なり開始/中文/募集中】 ( No.37 )
日時: 2017/10/21 19:18
名前: あまちゃづる (ID: er/Iprct)

【おお、開幕ですね!(ノ・∀・)ノ 遅筆故結構まったりペースなのですが、沢山の方と絡めると嬉しいです。皆様よろしくお願い致します!
 とりあえず様子見で個人文を置いておきます。良かったら何方かお声を掛けて頂けると凄く嬉しいです!

>>19
承認ありがとう御座います! よろしくお願いします!】


【 夏下旬の昼前/妖蓮商店街 】


 容赦のない日差し、吹かれても全く癒されない温風、歩けど歩けど出られない蒸し風呂の如き高い気温。夏である。季節が終わる気配というものを微塵も感じさせぬ、最初から最後まで出力全開で頑張る情熱的な妖蓮町の夏である。
 多福は汗の滲む首筋に手拭いを押し当てた。日傘を通せば日差しは幾分マシであるものの、温まった空気から逃げる術はない。日焼けを嫌って羽織っている上着は薄くても、肌が覆われているというその事実がもう暑くて仕方がない。

「ううん……晩御飯も外食にしようかなあ。買って置いて傷んだら嫌だしな~……」

 ぼんやりと独り言を喋りながら歩く多福の目的は美味しい昼食である。どんなに暑かろうが多福の食欲が衰える理由にはならない。今はいつもより少し早めのお昼休憩に入り、何を食べようかと商店街を物色している最中だった。
(最近暑くてバテ気味だから、ここいら辺で元気が出るようなもの食べて、残りの夏を何とか乗り切らねば……!)
 夏バテ気味とはいえ、普段から元気が有り余る程の多福であるので、むしろ少し大人しくなってようやく丁度いいぐらいなのだけれど。


「鰻……美味しいけどお財布に優しくないんですよねえ。ならお肉を沢山食べたいなあ、でも冷たいお蕎麦も美味しいし……」

 様々な料理の誘惑を受けつつ、ふらふらと商店街を彷徨く。