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【>>パンダ様
　初めまして、お声がけ頂きありがとう御座います。
　大人可愛い碧瑶さん……私の中の理想のお姉さん像ドンピシャです！　もちろん大丈夫、むしろ此方からお願いしたいぐらいの嬉しいお話で、只今画面の前でひとり大変盛り上がっております（不審）　のっかりありがとう御座います(ノ´∀｀*)
　そして勢いのまま碧瑶さんに絡んでしまいましたが、何か問題がありましたら蹴って貰って全然大丈夫です！】


　【　>>38　妖蓮商店街にて／多福　】

（医食同源と言いますし、お給料日ももうすぐだし、何より食費以外の使い道もないし……たまの贅沢なら良いよね。お昼に鰻で晩御飯にお肉乗っけたお蕎麦……）
　悩む程どれもが美味しそうに思えてきて、多福はころりと胃袋の我儘に負けた。頭の中でそれらしい言い訳を並べ立て浪費への罪悪感を減らし、意気揚々と、商店街の近く、多福が昔から通う鰻屋を目指そうと踵を返し――

「碧瑶さん！」

　碧瑶の姿を見つけた多福は目を輝かせて、いそいそと彼女の傍へ駆け寄る。

「こんにちは、今日も凄い暑くて困りますね～。私は今お昼休みで、ええと、ええと……あっ、何かお探しでしたか？」

　話題を探す。天気の話題だけでは続かないし、自分の事ばかり話してしまうのも避けたい。懸命に碧瑶を見つめ、彼女が辺りを見回していた事を思い出して問い掛ける。