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【 >>53、54 琉季さん、流沢藍蓮さん
絡ませて頂いてもよろしいでしょうか？ダメであれば蹴ってくださって大丈夫です

>>55 きなこもちさん
初めまして、これからよろしくお願いします。
突然ですが、良ければ玻璃の"構ってくれる人"に乗っかってもよろしいでしょうか？私のキャラは紫蘭です 】



>>54

【 妖蓮町 商店街 】


「 ･･････？･･･ 」


銀と話しながら歩いている紫蘭の耳に何やら元気な声が聞こえてくる。本来九尾の妖狐である紫蘭は人間の姿の際でもかなり耳が良く、暑さのせいでそこまで賑やかでない妖蓮町中でのは元気なしゃぎ声のようなものとカランコロンという靴の音は耳についたのだろう。黄金色の瞳の目を少し不思議そうに開いて、日傘を少し傾けると声のした方を向く。
少し遠くの方に四角い烏帽子をかぶった黒髪の男の子と瓢箪酒器を肩から下げた暗めの赤茶色の髪色の男性が歩いている。


( ･･･あれは、風恣さんと朱楽さん。ふふっ、何だか楽しそうだなぁ……)


紫蘭は和やかな雰囲気に目を細めて笑みを零す。