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Re: 【日常・恋愛】妖蓮町の日常茶飯事【なり開始/中文/募集中】 ( No.71 )
日時: 2017/10/28 23:54
名前: 流沢藍蓮 (ID: GfAStKpr)

>>68
【唯様
 ではでは、続けさせていただきます。
 ところでえーと、私の名前間違えています。「滝」沢藍蓮ではなくて「流」沢藍蓮です。微妙に一文字違うのですよ。】


>>68-70/風恣:茶屋】

 紫蘭の言葉に、そうだよと明るく笑って風恣は答える。

「僕、ここでお昼ご飯食べに来たんだ!」

 そして彼は見た。マフラーだとばかり思っていたものが、動き出したのを。
 風恣はすっかり仰天してしまった。

「わわっ! マ、マフラーが動いたぁ!?」

 しかしよく見てみると、それは暑そうにしているキタキツネだと彼はわかる。彼女はキタキツネを首に巻いているらしい。ペットかなぁと彼は思った。
 彼女と話していると、彼女の後ろから一人の少年が現れた。銀の髪に紺色の瞳。その色彩が好きだったから、風恣は彼を覚えていた。
 彼は風恣をと誘うけれど、風恣はううんと首を振った。

「僕は朱楽さんと来たんだ。だから折角だから、みんなで食べようよ! その方がきっとおいしいよ?」

 みんなをうちわで煽ぎながらも、風恣はそんなことを言う。
 「遠慮する」なんて言って今にも立ち去ろうとする朱楽の、服の袖をつかんで引きとめた。

「『一緒に』って、言ったよね?」

 その顔にはどこか、必死さのようなものがあった。
 一人より二人、二人より三人、三人より四人。折角みんなで茶屋にそろったのだから、人数は多い方が楽しいに決まっている。