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Re: 【日常・恋愛】妖蓮町の日常茶飯事【なり開始/中文/募集中】 ( No.89 )
日時: 2017/11/03 21:08
名前: 流沢藍蓮 ◆50xkBNHT6. (ID: GfAStKpr)

>>81>>84>>88
 風恣:茶屋前】

 抱いてみてください、と言われ、おっかなびっくり風恣はキタキツネにそっと手を伸ばす。恐る恐る抱いてみたその身体はふわふわで温かく、艶やかな毛並みを撫でていると幸せな気持ちになる。
 風恣は動物が好きなのだ。動物の柔らかい毛並みが大好きなのだ。

「わぁい、ありがとう!」

 そっと触って満足したのか、風恣はキタキツネを紫蘭に返した。お礼とばかりにうちわで軽く煽いでやる。
 良かったですね、という彼女の言葉に、彼は元気よく笑った。

「嬉しいなぁ。みんなでお出かけだよっ」

 その後、彼が提案した蕎麦屋という案にみんなが賛成したのを見て、風恣はますます上機嫌になった。
 場所は知っている。彼が何回も悪戯を仕掛けたところのある店だが、あそこの天ぶらと特殊なつゆが絶品なのだ。しかも善哉ぜんざいなどのデザートもある。
 甘いものが食べたかったのならば最初からここにすればよかったかなぁと風恣は思いつつも、みんなをそこに案内するために元気良く先に立って歩く。

「ついてきてよ! すっごく美味しいんだからさぁ!」

 涼しげな青い暖簾のれんと風鈴の音。硝子細工の置物のあるのがその蕎麦屋の目印だ。ちなみにナスやキュウリなどの夏野菜は自家栽培らしい。
 風恣は、この美しい蕎麦屋が大好きだ。
 少し歩けば澄み渡った風鈴の音。風恣はよく馴染んだ蕎麦屋の店主に声をかけた。

「やっほ! みんなでお昼ご飯に来たんだよ!」

 中に入ったらあの名物の天ぷら蕎麦を紹介しようと、風恣はそんなことを考えていた。


【琉季様
 よろしくお願いいたしますm(_ _)m
 蕎麦屋についての説明を本文中で追加してみました。考えるの楽しかったです。外観についての追加設定、これでよろしいでしょうか?
※ 返信は四日後以降になるかもしれないですが。早くて三日後です。】