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Re: 【日常・恋愛】妖蓮町の日常茶飯事【なり開始/中文/募集中】 ( No.98 )
日時: 2017/11/13 21:15
名前: きなこもち (ID: Da9K.gCv)

>>97玻璃 暁荘内の喫茶店】

手を引かれるままに、玻璃は喫茶店へ向かうことになった。
頭もあまり回らなくなっていたこともあり、されるがままになっていた。

暑い外にでれば、例え日陰であろうとも、脳みそごと体が溶けてしまいそうになった。

六花に先程よりももたれかかるような形になると、やっと彼女のひやりとした体温を感じた。

そういえば彼女は雪女だったか。
雪女ならば、自分よりもはるかに辛い思いをしているのではないだろうか。

玻璃はそう考えたが、彼女のことを思いやり、自分が彼女をどうこうすることなど、まったくできそうになかった。
そこで、自分のふがいなさを感じたとき、彼女が一緒に食べないかという誘いをしてきた。

もちろん、もとは自分から彼女を誘うつもりだったのだから、断るはずがない。

迷いなく快諾しようとしたが、思い止まった。

「いい、けど。おごらせてくれるなら。」

断るなど言語道断、彼女がなんと言おうと、絶対に奢る。
彼女には、現在進行形でとてもお世話になっていることだし、これくらいの恩返しは認めてほしい。

そんな決意を胸に秘め、玻璃は小さく、しかし力強く言った。
その決意はあくまでも胸に秘めたもので、声に出すことはなかったが。

目を細めながら太陽を見上げた。

まぶしい。
絶対に届かない、あの人のように。

昔の記憶に思いを巡らせる。
懐かしい。

普段こんなことを思ったりしない玻璃は、もしかしたら、柄にもなく熱に浮かされているのかもしれなかった。



____

>>97 琉季さん
いえいえ、自分も遅れてしまったのでおあいこ?ですよ。
最後ポエムっぽくなっちゃいましたが、全然気にしないでください!
よかったです。
どんどん玻璃が暴走してしまう・・・!
まずかったら止めてくださいね!】