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Re: 【非日常・恋愛】何処にもない不思議の国【中文・募集開始】 ( No.17 )
日時: 2017/12/02 01:12
名前: 七歩蛇 (ID: G0MTleJU)

>>16
【眠りネズミ(蚕月)/癒しの泉周辺】


屋敷内では絶対に聞こえる事の無いさらさらと流れる水の音で意識が覚醒する。瞼に焼き付いた太陽の光が思った以上に眩しく一瞬ふるりと瞼を震わせ、少しの間の後小刻みな瞬きを繰り返しながらゆっくりと目を開いた。目線だけ動かし、辺りを軽く見回す。
先程……昨日まで確かに自分は帽子屋の屋敷で寝ていた筈の場所はちょっとした道になっており、すぐ近くには底に手が届きそうな程透明掛かった泉。即座にこの場所が"癒しの泉"周辺であると理解した蚕月だったが、特に危害の無いこの場所では警戒することも起きる事も面倒臭く思ったのか、一度大きく伸びをする。

「ふあ、ぁ、ぁ……ふぅ……良い天気ですねぇ」

空を見上げながらぼんやりと呟く。同時に、何処にもない不思議の国になってからどれくらい経ったのだろうか、とふと脳内を過ぎった疑問を寝起きでまだボーッとした頭で考えた。毎朝起きる度に場所が変わることに対してはもはや慣れを感じてしまっており、1週間以上は経ってるんですかね?と心の中で呟く。だが、時間や日付を気にした事など今までに一度も無かった蚕月にはそれが判る筈も無く、考える必要も無いと判断したのかすぐに考えることを止め、また眠ろうと目を瞑った。
しかし、やはり太陽が眩しいせいでなかなか寝付くことが出来ず、徐々に寝床である帽子屋の屋敷でゆっくり寝たいと思い始め、ついには我慢出来なくなったのか目を開き、屋敷まで移動しようとのんびりとした動作で立ち上がった。
立ち上がった際、ふと後ろを向けば名も無い森が広がっている。はあ、と小さく溜息を吐けば口を開き、

「帰るには……って、この場所の真隣森だったんですか。これだけ木があるんだから、一つくらい僕の上で影になってくれれば良かったものを……そうすれば動くこともしなくて良かったんですが。
……まさか、一本だけで何か忘れる事なんて事無いでしょうしね」

と誰に言う訳でもない独り言を淡々と呟き、帽子屋へ向かおうと足を進めた瞬間、森の中から微かに聞こえた声に思わずぴくりと頭に生えた鼠特有の大きな耳が反応し、足を止めると頭ごと目線を森に移す。

「……森に誰かいるんですか?」

この声が聞こえているかは判らないが、音の主に問いかけるような口振りで言い、小さく首を傾げた。


【えっ、あ、すみません!なんかその、えっと反射的にと言いますか……((
いえいえこちらこそ!

はい!ゆるゆるになりすぎない程度には気を緩めて行こうと思ってますので((

いえ、このままスライトリーくんで進めてくださって大丈夫です!……あっ、でもそれだと夢魔ナイトメアの出番が減っちゃいますかね……うーん、もう一人キャラを作った方が良いんでしょうか(
はい!のんびりまったり進めていきましょう!← 初っ端からのんびりまったり(グダグダ)しすぎて申し訳ないですが!((←】