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【眠りネズミ(蚕月)/癒しの泉周辺】

森の奥から再びはっきりとした声が聞こえ、その最後らへんで言った｢数字、数をゆっくり数えれば良い｣という言葉に言う事が思い付かず何やかんや少し困っていた蚕月は相手の配慮に心の中で｢助かりました、ありがとうございます｣と感謝の言葉を述べる。
此処で余り時間を取る訳にもいかない為、すぐに又先程と同じ様に大きく息を吸うと、少し前のめりになりながら

｢は、はいｯ！ぁッ……それじゃあ数えますね、っ！｣

と答えるが、慣れない大きい声を出した所為か｢はい｣と返事した際少し声が上擦ってしまい、流石に少し恥ずかしかったのか一瞬両手で口を押さえて小さく声を漏らす。少しの間の後、律儀に｢数える｣と相手に報告し、返事を待たずして

｢いぃーちｯ｣

と言われた通り数字を数え始めた。少しだけ、勿論相手が普通に自分の声が聞こえる程に声量を抑え、二度も声が裏返らない様にと意識しているようで、ゆっくり、やや大きな声で数字を数え進めて行く。


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【ですです！←

うーん、……特にはありません、かね。……あっ、強いて言うなら琉季さんがやりたいものがやりたいです←

ですn((嘘です、琉季さんぐだぐだじゃないですよ全然← あ、いえ！全く返しにくくなんか無いですよ！寧ろ返しやすいですので、気にせず琉季さんがやりやすいように回して頂ければ！】