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突然のアロの変化に驚き、喋るのを止めた。

「アキラ・・・・・」
知っている。そいつはエタンセルのみんなの敵だ。
私も会ったときがあるが、精霊でなかったら今頃死んでただろう。
剣で斬りかかって来るなんて、絶対まともじゃない。

リールを何処かに運んだ？
その言葉を聞いたとき、ふと何かを思い出した。
「ごめん、ちょっと考えさせて・・・・」
頭を抱えて、記憶を探す。

エタンセルの奥地。滝が流れている神聖な地。
そこにいるのは、一匹のドラゴン。
まるで、誰かを探しているかのような。

「・・・・・アロ」
小さく、彼の名を呼ぶ。
「・・・・ちょっと前のことだけどさー・・・・リールをね、エタンセルで見た気がする」
探り出した記憶が確かなら、あれはきっとリールだ。



【すみません、ほんっとうにすみません・・・
どうしたらいいか分からず、リールの目撃情報を出してしまいました・・・・
迷惑だったらスルーしてもオーケーです】