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Kren

何かの気配がする。魔物じゃなかったらいいけど…なんだろう。こっちに近づいてきてるのは、分かるんだよね。お父さんに気配の読み方を教え込まれていて良かった。

「あれ？猫だったんだ。安心した、それにしても可愛い猫だ…っ！危なかった。」

…なんの殺気？猫ってこんなに殺気出せるの？いや、猫の殺気っぽく無かった。この猫、何者？ゼフィーは、様子を伺ってる。でも、ただの猫だったら近づく筈。って事は普通の猫じゃない…いや、猫ですらないのかも。分からない。

「あなた…何者？」

【銀色の気まぐれ者さん、はい、是非是非絡んでください！】