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【>>61　>>63　うーん・・・やっぱりご迷惑をおかけする
　訳にはいかないので自分で作りますね。わざわざすみません。】

顎の下を撫でられる前に素早くクロンから離れる。

「ああすまん。ちょっと撫でられたりはなれてないんでな。
　タメはいいが猫扱いはやめてくれ。」

避けた時の顔はすこし寂しそうな・・・それでいて憎悪の念も
入り混じっているものだった。彼をよく知っている者じゃなければ
彼のこの表情には気付かないだろう。そして甘えたりもしない
だろう。

（・・・ほんとは昔の反射神経だけどな。あの頃は風の魔法と
　聞いてゴマスリしながら近づいてくる大人が触ってきた。
　悪意はなくても、慣れないものだな。・・・頼る相手も、
　話を聞いてくれる相手も、泣いて愚痴を言う相手も、リール
　しかいなかった。・・・リールを殺した奴・・・アキラに
　絶対復讐してやる！！リールを・・・俺の目の前で殺した
　アキラに復讐してやる！！！）

そんな事を考えているのがでてしまったのか、見た感じぼーっと
しているだけに見えないアロが、殺気と憎悪を溢れさせていた。
さっきのものとは桁が違う、恐ろしい殺気を。その時に声を
かけられ、すぐに殺気がなくなる。

「ああ、新しい人が来たぞ。大人数でフェニックス探しは中々楽しみだな。」

【余談ですがアキラは殺し屋を英語にしてそれをアレンジした
　ものです。A killerとでたのでアキラと読んでますｗ】