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Re: 白と黒の戦争【戦闘】 ( No.119 )
日時: 2018/01/13 10:31
名前: たま (ID: Upyg7XTf)

 どこかから香る鉄のような臭い。いつになっても慣れない臭い。慣れたくもない臭いに環の表情は自然と曇る。
 本来ならば大将がここにいるべきなのだが、今は生憎と大将はここにいない。軍師もいない。ならばここを守るのは、指揮を執るべき人間は自分しかいない。

「今はこっちの方が有利や、深追いはすんな。自分が少しでも疲れたと思ったらすぐ下がり!」

 周囲で戦う兵に声をかけながら徐々に前へ進む。
 氷雷の様に最前線を突っ走っても特に怪我なく終える者もいるが、中盤頃になると大小さまざまな傷を負うもののほうがが多い。
 環の能力である“ヒーリング”掠り傷などはすぐにでも直せるが、骨折などは時間がかかるし腕が切られたなどの損失の場合もはやどうする事も出来ない。
 大将軍師ともに不在の状況で、環はとにかく“生き残る事”を第一条件にしていた。
 前方からやってくる黒軍の兵を時たま短剣で切り伏せ前へ進む。本来は本陣で待機するべきなのだろうが、環はあえて前へ進むことを選んだ。

「(本来なら大将や副大将が前線へ出るなんざ悪手も悪手やけど、今はとにかく兵力が足りんし、しゃーないやろ)」



【ありがとうございます。書くタイミングが掴めずほったらかしにしてしまいましたが、環さんも戦場へ行っています。】
>>ALL
【質問なのですが、人格が三つで変わる時に目の色が変わっても大体外見は一緒ですよね?例えば戦場で白軍として戦っていた時に黒軍の知人と会った場合どうなるんでしょうか?】
>>銀色の気まぐれ者