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Re: 白と黒の戦争【戦闘】 ( No.135 )
日時: 2018/01/16 22:23
名前: たま (ID: Upyg7XTf)

 環は先ほどの激しい感情が嘘のように落ち着いているのが分かった。
 しかしそれは、怒りが無くなったという訳ではない。むしろ、その逆であった。

「(今までに生きてきた中で、こんなに怒ったんはいつぶりやったかなぁ……)」

 今の彼の心は無風状態の海の如く、ただただ静かであった。

「(しっかしまぁ、こいつらいくつ湧き出てくんねん…)」

  最初は一人っきりだったのが今や二人。憐だけと思っていたらもう一人、憐に親し気に話しかける少女がいる。

「(最初にいた男が何かぼそぼそ言っとったが、アレが原因かぁ?)」

 だとすれば厄介も厄介。最初の男が出来るとすればその仲間のもう一人の男も出来るだろう。だとすればあいつらの動向全てに気を配らねばならない。

「(憐…)」

 環は、ここまで来て憐が何度も呼ばれている――005という名称が彼の本当の名だと気づいている。が、それでも憐と呼ぶことをやめる気はなかった。
 何故ならば、今自分が助け出したいのは謎の組織“良多等団の005”ではなく、“白軍の青夜阪 憐”なのだから……!

 そう環が結論づけると、彼の頭にはすぐさまこの状況から“逃げる”するプランを練りだした。
 この場に居るのは、以前に出会った麗狐に、憐。そして006と呼ばれる少女に憐と少女を虐げる二人。今後増える可能性は限りなく高い。
 こんな時、取るべき行動は――――――

「……ッ」

 環は懐からありったけの殺気を込めて“何の変哲もないペン”を男たちに投げつけた。そして男たちがひるんだ瞬間、素早く憐を抱き上げた!

「麗狐ちゃん、正気に戻れ! 逃げるで!!」

 何がスイッチとなったのか、自身の能力を暴走させている麗狐の手を、自身が傷ついているにもかかわらず掴み走り出す。
 今までに、何度も繰り返してきたこの行為。
 その時の環にはひどい無力感と、残してしまうまだ年若い少女への罪悪感。そして何としてでも二人つれ安全な場所へと戻らなければいけないという使命感が渦巻いていた。

「すまん、すまん…っ。必ず助けに行くいくさかい、耐えてくれ…!」





【どうにかこうにか書き上げた文の長い駄文。意味わからなくてすみません。どうしても子供が傷つけられているのを見てられず、強引な感じになってしまいました…
 あと、あまりにもたくさんのオリキャラが出てくるとどうすればいいのか分からず困惑してしまうので、今後は出演は控えめにしていただければ嬉しいです…】
>>銀色の気まぐれ者、花音
【ですよね…正直私も少しついていけていないです(笑)】
>>mirura@
【もしよければ、何ですが少しで良いので黒ノ介さんと添一さんと絡みたいです。
 黒ノ介さんは敵の大将ですし添一さんはなにやら意味深な設定だから、凄く絡んでみたかったんですけど…大丈夫ですかね?ちょっと今は…って時は言ってください!待ちます】
>>添一、中谷まりも