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【わっ！皆さん凄く上手ですね！
いいなぁ・・・・私も見習いたいです】

「あっ、ちょっと・・・！」
呼び止めようとしたが、行ってしまった。
「・・・・また会える気がする・・・ですか。いいですね」
一人になった為独り言になってしまったが、構わなかった。

「・・・・自分も、行ってみましょうかな」
絵描きの道具を片付けて、立ち上がる。
怖いって言ったけど、気になるから行くことにした。

「場所は・・・ここでしょうか」
今いる場所には古い建物がある。
人は・・・・いる感じじゃないな。
そう思いながらスケッチブックをパラパラめくり、カンテラの絵の所で止める。
その絵に触れるとページが小さく輝き、カンテラが出てきた。
これが、自分の魔法。絵を具現化出来る魔法。
「さ、さて・・・怖いけど」
少し身震いして、入り口へと歩いていった。