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【>>54　気をつかえなくてすみません。じゃあ探している人が揃うまで
　サラさんに逃げ回ってもらう、というのはどうでしょうか。一応建築
　物ですし、本棚のかげとかに隠れれないかなーと。】

長時間つけていたのがダメだったのか、この頃外に出ていなかったからなのか。
温度察知機能・及び察知機能のすべてがフリーズしてしまう。基本的に見える・
聞く等はできるが、体温の察知ができない為相手が死亡したかどうかは不明。

「後で修理をしなければな・・・。」

そう呟いて、部屋の中に一歩足を踏み出すと、床が腐り落ちて２階から１階へ
落ちる。ほこりがまう中、バチバチ、と奇妙な音がする。右腕の一部の肌が
剥がれ、機械の様なものが中にはあった。

「・・・右手は操作不能か。もう一回落ちたら身体ごとフリーズだな。強度を
　上げなくては。」

無表情のまま腕を見てそう呟くと、二階に上がろうとする。