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>>82

【ありがとうございます！おかげさまで状況把握できました！では廃墟の方に横入りさせていただきます】


「変なところへ来てしまった。」

自分が何者なのか…自分が何のためにここに存在しているか。
自分の存在意義を考えているといつの間にか街から遠く離れて見かけない場所へと
移動していたことへ気付く。
見るからにして廃墟らしいが何かを感じていた。
人の気配のようなものがそれも複数人この廃墟にいることを感知した。

「こんな廃墟になにかるのか？」

なぜこのような場所に人が訪れるのかはわからない。
よほどの好奇心が強い奴か、そういったものが好きなやつが来るのか定かではないがもし兵士達であれば見つかってしまえば面倒になることは確かであった。

リィジルはその場に移動。ギシギシと古びた床が悲鳴のように鳴く。
やがて一室の扉を開ければすぐそばにクローゼットがあった。
そうだいったこのクローゼットに隠れてやり過ごそう。
リィジルは古錆びたクローゼットを開けて中に入っては若干隙間を開けて身を隠すことにしたのであった。