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「了解です」

僕はそう言って、カジノの中へ入った。
中は思ったよりも明るくて、いかにもお金持ちな身なりの人が、スロットやポーカーで賭け事をしている。

「さて、頑張りますか」

サンディにはあらかじめ多めにお金を渡したし、人の嘘や、動揺している仕草を知るためのこの魔法はとても使えるだろう。
僕は銀行で、紙をコインに交換してもらった。
コインは思ったよりも多かった。

（そのころのサンディ）

「ケーキ美味しかった～♪」

私は大量のケーキを食べ終えそう言った。

「んー、それにしてもアロン君は酷いよー･･･私もカジノ行きたいな･･･」

すると、私の脳裏に１つの考えが浮かんだ。
それは、『変装』することだ。
お金はまだ少し残っている。

「そういえば、ここに行く途中に小さな服屋さんがあったはず･･･」

私はケーキ代を払い、服屋に行った。
服屋は、私好みの服があり、白い高級感のある上着と、フリルがついた黒いワンピース、黒いハイヒール、サングラスを買った。
この村はケーキも服もとても安い。きっと、カジノで稼いでいるのだろう。
私は服を着て、いつもツインテールにしている髪を下ろした。

「さて、私もこっそり捜査するよ！！」

まだまだお金はある。頑張るぞーっっ！！

（そのころのアロン）

「もう、負けじゃないんですか？」

余裕な顔で相手を見る。
いくら隠そうとしたって、仕草をみれば嘘なんてバレバレだ。
お金は最初の倍以上になっている。
そろそろ連中が来てもいいはずなのだが･･･

【サンディの年齢を18→15にしようと思います。】