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「いや、会ってはいないが、知っていた。合っているならば、ある能力者によって猫に変えられた。それからいろいろあって偽名を使って過ごしているっていうとこか…一度俺の研究所に来てから話をしたほうがよさそうだな。いや、無理に来ることはない。」
疑問に思っている青年に話す。ドラゴンは俺のことには目もくれずメニューを見ている。
「そういや、偽名を考えてるんだって?ゼロもいいが…かっこよくネロはどうだ?まあいいか。自信がないがお土産だ。魔法使いについてが載っている。俺の愛称は赤の悪魔らしい。で、弟は青の死神だとか。」
俺は本を渡した。うーん、やっぱ俺が魔法使いっていうことをあまり知らないのかな…
「紹介が遅れた。俺の名前はエース。副業として何でも屋と研究をしている。研究は趣味だが、結構正確なものらしい。よろしく!」