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この世界は、世界のすべてがなくなって焼け野原になった場所で、二人の少年が創った世界。
その名はclear。clearというのがこの世界の名前。そして、clearでは夜になると黒いもやもや
がでてくる。そのもやもやは幽体で触れる事はできない。もやもやの名前はTenelis。Tenelisに
動物が触れたり、人が触れるとTenelisに操られるだけの人形となってしまう。そして、Tenelis
に操られる人形となった動物や人間の事を魔物という。Tenelisは朝になると消える。太陽の光
以外で消す方法は、光の矢をあてる事。光の矢とは、光の魔法を持つ者が作り出せる矢の事を
示す。だが、光の魔法は滅多にでないのでTenelisを光の矢で浄化する事は難しい。魔法は遺伝
関係なく一人一つ持っており、それぞれ違うものを持っている。人種にもよるが、基本的に
”光”や”創造”、”想像”、”破壊”等の大きな効果をもたらす特殊魔法を持っている者は
ほとんどいない。魔法はそれぞれが産まれた時に必ず持っている勾玉にこめられており、勾玉は
魔法によって色やついている模様が変わってくる。勾玉を壊されると魔法を使えなくなるが、
勾玉は床にたたきつけても壊れない。勾玉が壊れるのは、持ち主が死んだときのみ。なお、勾玉と
勾玉をくっつけて球体の様な形にすると魔法にもよるが持ち主同士の魔法で協力プレイの様な
ものが行える。想像と創造ならば、一人が想像したものをもう一人が創る、という事ができる。
人の前に姿を見せないものの妖精やペガサス、ユニコーン等も存在している。