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- Re: 【準備中】バッドエンドがきらいなもので。 ( No.2 )
- 日時: 2018/02/19 22:08
- 名前: 銀色の気まぐれ者 ◆MMJVxNkRYU (ID: LxaimtSa)
春の、暖かくなってきて花が道へ咲き誇るある日。まだ昼だというのに、
空を黒雲が覆い、花は咲き乱れ、動物は怯えた。黒で覆われた空に
見えるのは、神々しい金髪金目の人物だった。住民は「神様だ」と
叫ぶもの、「神の形をした悪魔だ」と叫ぶ者がいた。”神”は青年の
声ですべての生き物に届くように言う。
神(?)「この世界は、私のものだ。私が創ったのだから、壊して
いいのも私なのだ。そうゆうことで、今から災害が起きる。
精々、私を楽しませることだな。」
高笑いをして、神は消える。その瞬間、雨が降り注ぎ、あっという間に
大洪水になり、建物は壊れ、人は溺れる。災害は続いた。何週間も、
何カ月も。その災害が終わり、世界が枯れ果てた頃。数人の生き残りが
立ち上がり、大切な者を失った事に、嘆き泣き叫んだ。そこに、小汚い
男がやってきて、驚く一言を発した。
男「過去に戻してやろう。ついでに、力をやろう。そして、運命を変えろ。
バッドエンドを、変えろ。」
そう言われた生き残りは、しばらく放心していたが、藁にも縋る思いで、
そのうちの一人が立ち上がった。そして、「力をくれ」「過去に戻してくれ」
と、欲した。強く、願った。一人がそういうと、次から次へと、「力が欲しい」
と言って過去へ戻る事を望んだ。男は、ニヤリと悪戯っ子のような笑みを浮かべる。
男「いいだろう。私の名は旅人。ただの旅人さ。じゃあ、行ってくるんだ。」
男が腕を広げた瞬間、辺りは眩い光に包まれて。過去に戻ったのだ。
”あの日”が、起こる前に。
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