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- Re: 【SF・ファンタジー】蒸気の国は世界の終点【募集中】 ( No.30 )
- 日時: 2018/03/08 01:08
- 名前: ろっか (ID: gF4d7gY7)
【ハンナ・アルフォード/城下町と貧民街の境にて】
そうして走り去った少年と、足早に去っていった少女を言葉をかけることさえ出来ずハンナは、またいつもの様子であら〜と笑みを浮かべながら見送った。返事をする前に行ってしまった二人の言葉を思い出しながら、さてこれからどうするかと考える。
パン屋…には、お金を持たない客が訪れて良いものだろうか。まあ誘われたからには誘いに乗らなければ逆に失礼だろう、立ち寄る事にした様だ。
便利屋…ああ、そういえばとハンナは何かを思い出した様子で手のひらの懐中時計をみる。時計屋ではないが、直してもらえなかったとしてもせめてお店を探して貰えばいい。が、これもまたお金を持たない客が…。ハンナはふぅむと考えた様にしながら、先程手渡された紙切れを見つめる。エレノア・エルウェス。エレノア…?ハンナは何かを思い出した様子で呟いた。
「あぁ、あの新月の魔女様で!」
道理で何処かで見かけたことがある気がしたのか。ハンナはクレイムでも名を馳せていたエレノアのことを知っていた。まぁ相手がハンナを知っているかどうかは知らないが。
まぁとりあえず、どちらから向かおうか、と周りを見渡して、…ハンナはまたあら〜と声を漏らした。先程来たばかりのこの辺りのことなど知っている筈もなく、途方に暮れるとは正にこの事だろう。それでもやっぱりハンナは困った表情1つせずに周りの店や町の人々に聞いて周ろうと歩きだした。
【すみませんハンナちゃん途方に暮れてしまいました。文才のない自分のせいですごめんなさい…。】
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