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Re: 【SF・ファンタジー】蒸気の国は世界の終点【募集中】 ( No.53 )
日時: 2018/03/18 21:09
名前: トースト (ID: TFLBhktw)

>>50 成る程、了解です!】


【ロウェル・スミス/城下町・スミス双子の店にて】

ソルム君にパン屋で働かないかと提案され、戸惑う。店が荒らされた今、一時的なものでも新しい職場が見つかるのはとても嬉しいことだ。然し、其処で問題が二つ生じる。一つは俺達が迷惑にならないか、ということと二つ目は妹を如何説得するか、ということだ。一つ目の問題は兎も角、二つ目の問題は相当骨が折れる作業になりそうな気がする。若干警戒心が強い妹が果たして新しい職場を受け入れられるか如何か。なるべく頑張ろうとは思うが、妹の場合本当に承諾してくれない時がある。まぁ、そうとなったら俺が一人でやるまでだが。
俺が如何答えようか迷って居ると一人の少女が金髪のツインテールを揺らし乍ら店に近寄って来るのが目の端に映った。其方に視線をやると少女は店の前で足を止めた。野次馬だろうか、と見つめて居るとソルム君が、レベッカ、と。親しみを込めて少女をそう呼んだ。其れから少女に話し掛けるソルム君。知り合いなのだろうか、と考察をする前、俺の口は既に動いて居た。少女には聞こえないよう小さな声で話し掛ける。

「えっと、あの子…ソルム君の……其の…友達、とかなのかな…?」