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Re: 真 実 少 年(募集中) ( No.19 )
日時: 2018/04/15 22:57
名前: 銀色の気まぐれ者 ◆MMJVxNkRYU (ID: sNU/fhM0)

>>18 ふむふむ、了解いたしました。念の為、お暇な時間でいいので父親と母親の事の
    記載をお願い致します。あと、勧誘系とは具体的にどういう事でしょうか?
    それに、真実少年・少女はなしで。とは一体?】

>>ALL

街から離れた草原で、少年は欠伸をする。真実少年。人は彼をそう呼ぶ。その少年は、
悠長に新聞を見て、苦笑していた。

「どこの誰が自分から明かすんだよ・・・・馬鹿かよ・・・・。」

まぁ実際、そんな事をするのはちやほやされたい馬鹿だけだろと思いながら立ち上がり、
なにかを唱える。

「風よ、大地よ、炎よ、水よ。無知な者に真実を。か弱い者に救いを。なんちって。」

そんな事を言っても、真実が舞い降りてくるわけじゃないのだ。目の前で事件が起こった
際に、「無知な者に真実を。か弱い者に救いを。風よ、真実を運んできておくれ」と唱える
と真実がわかる、というなんともおかしな構造なのだ。草原に独りぼっちで非常に暇だった
彼は、小さな声で歌いだした。

「大地は、人をつくり、生き物をつくり、自然をつくる。炎は、すべてを焼き尽くし、
 闇を明るく照らす。水は、人の中で巡り、自然で巡る。風は、音を運び、文字を運び、
 声を運ぶ。母なる月は、夜を照らして、すべてを暖かく、見守っている。父なる太陽は、
 空を照らして、すべてを暖かく、包み込む。すべてはまわり、かえっていく。嗚呼、
 そんな輪の中で、一滴の祝福を授けましょう。」

少年が歌い終わると、緑色だった草原に花が咲き誇り、美しい花畑へと変わった。

(俺の能力って、真実を確かめる能力なのか、それとも、別の能力なのかねぇ。)