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【わあああああ来れました！
あ、王子、引き受けて下さりありがとうございます！
いつでもいいですよ！

あ、新しい方ですか？初めまして！
参加許可が降りた時はよろしくお願いします！

・・・ルミシャの歳は１４歳です。
後で付け足します。ごめんなさい】


死んだのか。そう思っていたが、
追ってきていた男性の叫びで、一気に現実に引き戻された。
見ると、男性の武器は焼け焦げていて、男性の背中も黒く焼けていた。
炎の音も何もしなかったのに、と考えていると、声を掛けられる。

「は、はい！大丈夫です！」
声を掛けてくれた少年のそばに駆け寄る。
フードが取れて、顔が露になってしまったが、命の恩人に顔を見せないのは失礼だ。

「危うい所を助けて下さり、ありがとうございます！
あ、申し遅れました。私、Lumisha・K・Foolrat（ルミシャ・ケー・フールラット）と申します」

深々とお辞儀する。
普段、リオンという名を使って正体を誤魔化していたが、
勿論、恩人に偽りの名を教える事は無い。

ただ、不安が一つ。
これで、兄に場所を特定されたら、という不安だった。