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Re: 【募集〆】放課後オカルティカ ( No.13 )
日時: 2018/05/04 23:53
名前: 宝治  ◆wpAuSLRmwo (ID: iihmFlhR)

夜津花学園某所。

――ねえ、知ってる?白銀しろがねの家の子がウチに来るんですって。
――あの白銀が、ねえ。
――なんでも転校生君、両親を事故で亡くして、祖母の家に引き取られたらしいね。
――うっわ…それって偶然なの?それとも、誰かが仕組んで……?
――しっ!滅多なこと言うもんじゃないよ、ヨルガオ様に聞かれでもしたら……。
――いずれにせよ、彼等が騒がしくなるのは目に見えてますね。
『そうね』『そうだね』『くすくす』『あはは』『きっと楽しくなるね』
■ ■ ■ ■ ■

PC1【導入】
あなたは夜津花学園に来た転校生だ。
とある放課後、あなたがどの部活へ入部するか迷っていると、
強引と言えるほど熱心に引き込もうとする三つの部活に囲まれる。
――……あなたは彼らに少し恐怖を感じていた。
【条件:今学期に転校してきた高等部の生徒】

桜の花の開花とともに新入生が着慣れぬ制服をまとって夜津花学園の校門をくぐり、花びらが散るきわには教室にも教師にも友人にもなれた頃合い。春の風と雨に促され、枝の様相は花より葉が勝っていく。
今は五月も末、緑の繁る時期である。
白銀礼が夜津花学園に転校して数日経ったとある放課後から、この物語は始まる。

「白銀君は、どの部活に入るつもりなの?もう決めてるの?」

教室前の廊下にて、1-Bの担任「八畑やはた史郎しろう」が白銀礼に声をかけた。
彼は30代前半の男で、教師にしてはだらしなく覇気が欠けていたが、とぼけた丸眼鏡だとか無精ひげだとか、妙なパーツが彼の全体像を親しみやすくさせていた。

「まー、決めてても決めてなくても、一応いろんな部活をのぞいてみるといいよ。
白銀君は注目株だからね、どの部活でも歓迎してくれると思うし。……それじゃぁ、せいぜい気を付けてね。何かあれば先生よりも風紀委員が頼りになるから~」

変な笑いを残して担任は去っていった。
……それが合図であったかのように見ず知らずの学生たちが礼を取り囲み、口々にこういうのだ。

「私達の部活に興味ない?」

【投稿順:PC1→スレ主→PC3→PC1→スレ主…
このシーンはひとまず上記手番で回していきます。ということで、PC1白銀君、お次をお願いします。】