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Re: 放課後オカルティカ ( No.29 )
日時: 2018/05/27 10:59
名前: 荏原 ◆vAdZgoO6.Y (ID: 2rTFGput)

【図書室/伊悠】

>「もしもし、響華ちゃん?あたし了子。ねえねえ、今暇かな?暇だったらいっちょ探偵活動してみない?……まあまあとりあえず、図書室に来て。話はそれから!」

「(……あれ、なんか図書室に集まることになってる)」

 これはまずい事になったな。そう彼女はボーっと友達の通話している姿を見ていた。そもそも図書室で携帯を使うことや、相変わらず声量を押さえないこと。彼女が厳粛な図書委員であるならば叱るべき行動を彼女はしていたが……ただ本を読みたいだけで所属している伊悠にとってはどうでもよいことだ。
 ──否、彼女が本を読んでいるタイミングであれば少々をひそめたかもしれないが。

「(……流石に、届け出無しでここ使ったら怒られるかな)」

 とはいえ、友達がこのまま探偵倶楽部の集会をここで開くのを黙っているのはまずい。具体的に言えば委員会で攻められること……引いては彼女に一番効く「図書室の利用制限」なんて掛けられたら最悪だ。
 普段ならばここを使うとは考えづらいが……何せ相手は謎の新しい学友、そしてヨルガオ様。前者はともかく後者は古い資料を使うかもしれない。そうなれば図書室の使用が望ましい。

 断じて、これに乗じて普段はお目にかかれない古書に出会えるかもしれない。なんて考えではない、断じて。

「(なら、連絡だけでもしておこ)」

 未だ通話中の友人を横目に、彼女は携帯を取りだしてメッセージを送る。相手は図書委員長、神田栞子かんだしおりこだ。
 探偵倶楽部に使う、と言われると怪しまれるだろうから「部の活動」と誤魔化す。倶楽部も部だから嘘ではない。そして「ヨルガオ様について」調べるとだけ付け足して送った。

 その後、何食わぬ顔で彼女は図書室へと戻っていった。

【NPC召喚として情報をもってそうな図書委員長を呼びたかったんです……、やばかったらすぐに訂正します】