オリジナルなりきり掲示板

Re: 放課後オカルティカ ( No.45 )
日時: 2018/06/28 23:31
名前: 宝治  ◆wpAuSLRmwo (ID: iihmFlhR)

【新規参加者様】

PC6 如月有栖

君は図書委員長の神田と共に旧書庫にて図書整理を行っていたが、
作業の途中で急用が入ったと告げられ、独り密室に取り残されてしまう。
そこで君が目にしたものは……。
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【旧書庫】

時は少し遡る。

「ごめんね、如月さん。ちょっと今から図書室に行かなきゃ」

とある教員から旧書庫の整理を言い渡された有栖と神田は、自分たちの放課後をその業務に充てていた。
神田は図書委員長らしく夜津花学園の誇る奇書・稀書・危書の在処を有栖に教えてくれたり、オカルト同好会の愚痴に花を咲かせたりと退屈さを紛らわせてくれた。……一通のメールを受信するまでは。
その内容を確認した途端、栞子の手と口は同じタイミングで止まり、冒頭のセリフを有栖に言ったのである。

「本の整理は明日にでも私が一人で全部やるから、消灯と戸締りだけお願いします。…いつか埋め合わせするわね」

と言い残し、彼女は扉の向こうへ去っていった。事情を知らない者にしてみれば唐突すぎる行為だった。
――というわけで。

人間は、有栖独りになってしまった。

旧書庫はいわゆる閉架式であり、学校法人には分不相応なほどの貴重な資料が保管されているため図書委員および教職員以外の立ち入りは禁止されている。天井近くまでそびえ立つ移動式の書棚が延々と連なり、棚と棚の間の空間は通路と呼ぶにはあまりにも狭い。
二人で会話をしていた時は気づかなかったが、自然光が徹底的に排除され低温低湿に保たれたこの地下室は人に対してよそよそしい雰囲気だった。

◆◆◆

有栖が一通りの仕事を終えた後、小さな怪異が起こる。
……といっても、LED照明が勝手に点灯しただけなのだが。
消灯済みのため満遍なく暗い書庫の中、ただ一か所、まさにスポットライトを浴びたように強調されている。
ここの人感知センサーは誤作動しやすいことを神田は前もって伝えていたため、不気味ではあるが驚くには値しない。
ただ、スポットライトが落ちる床に一冊の本が見開きの状態で落ちていることを、君は気づいてしまう。

【如月有栖 直感:3→???】
本自体ではなく、ページに挟まれた栞が気になって仕方がないが、なぜかは分からない。

【行動選択肢:以下の選択肢のうち、1つを選んで下さい。
a:栞を観察する
b:栞を持ち返る
c:栞を確認せず逃げる!
d:その他(上記以外にやりたいこと)】

【有栖さん、これからよろしくおねがいします。
伊悠&了子シーンと合流後、有栖さん→スレ主→伊悠さん→……の順で回す予定です。
伊悠ちゃん分(>>39)はしばしお待ちくだされ】