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- Re: 放課後オカルティカ ( No.57 )
- 日時: 2018/08/05 09:11
- 名前: もももも ◆x3VEvuLp2I (ID: 66F22OvM)
>「如月さん。手に持っているものは、なぁに?」
「しししし、栞子さん!!すすすすすすいません、ええとこれは…」
心拍数が上がる。
(ただの栞眺めて何やってるんだ、自分はそんなこと頼んでないとか言われるんじゃなかろうか…。ううっ、被害妄想が止まらないっ…)
>しゃがみ込む有栖の真後ろから腕を伸ばし、ひょいと栞を取り上げしまう。
「ああ、これは、」
一呼吸溜めて、
「……如月さんも巻き込まれちゃったのねえ」
同情とも自責の念ともつかない苦渋の表情を微かに浮かべて、栞子は呟いた。
「信じるも信じないもあなた次第だけど、あなたは今しがた一つの怪異オカルトに触れてしまった」
有栖は唐突に思い出す。この学園に初めて訪れた時、先輩の一人に囁かれた言葉を。
“知らないふりをしていれば、危険はまずおこりません。”
“……だけど、そう。一つだけ言えることは、”
「“ヨルガオ様には気を付けて”ねって、もう遅いかもしれないけど、一応忠告。
……それについてもっと知りたければ、古版さんと垣戸さんが調べてるの。明らかに偶然ではない。生物準備室に向かってるから、今からでも行ってみるといいわ」
「…巻き、こまれた…?」
眉毛を下げて、有栖は呟く。
いったいこれは何事だ?オカルトって、一体何が起こるんだろう。
背中がぞわっとする。こわい、こわいこわいーーーー部屋に差した影さえおばけに見える。こわいーーーー
しばらく思考を停止した有栖は、はっとなり走り出した。
「(私が何かしらタブーを起こしたなら…取り消さないと)」
「(それにーーーあの栞、栞子さんが持っていったよね)」
有栖は、栞子が心配でたまらない。好奇心で手を出してしまった、それだけなのに誰かを巻き込んでしまったのではないかーーーという自責の念に心を絡まれる。
「(私が責任を取らなきゃーーー栞子さんを早く助けに行かなきゃーーーまずい)」
不思議の国に巻き込まれた有栖は、ただただ走り出した。
【急いで書いたので文章が拙いです…!すいません】
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