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Re: 放課後オカルティカ ( No.64 )
日時: 2018/09/02 21:56
名前: もももも ◆x3VEvuLp2I (ID: 66F22OvM)

>>60>>61

猛スピードで駆け出した有栖の前に現れたのは、オカルト同好会のいる教室だった。
有栖は何か話している様子に扉を開けてから気付き、どう声をかけていいかわからなくなって固まっていた数秒後ーーーー

>「おやおや、また新たなお客様が現れましたねえ。どなたか存じませんが、いらっしゃいませ。僕でよければ知っていることをなんでもお伝えしますよぉ」
「あ、ありがとうございます!そ、そしてごめんなさい!なにか話し込んでいる様子だったので...あ、伊悠さんも居たんですね!…と、そちらの2人はお友達ですか?こんにちは」
へらっ、と彼女は笑う。すると有栖は汗を急いで持ってきたバッグの中にあるハンカチで拭きながら、こう言った。

「実は私、旧ーーー」有栖は、栞子さんが栞を持っていったのを言うのは禁忌かもしれない、と察し言いかけた言葉を潰した。
「い、色々あって栞子さん...ええと、図書委員会の委員長さんですねにそれでその人ににここに行けって言われたんです。よく分からないんですけど…それから、」
有栖は息を吐いた後こう言った。
「ヨルガオ様のことについて、みなさんできるだけ教えて欲しいんです!今、ちょっと色々あってピンチなので…し、知っていることだけでいいんです!なので、お願いします!」
「(幾ら何で知ってるからってこんなこと言っちゃいけないかなぁ…)」
有栖は頭を下げ、相手の返答を待った。