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【>>71銀色の気まぐれ者さん
了解しました(*｀･ω･)ゞ】

>>71

烏兎の小さな呟きはどうやら内容は聞かれなくとも彼には聞こえていたようだった。

「そうだねぇ、陽も・・・・」

そこまで言って彼女は言葉を飲み込んだ。
陽も変わったねぇ───それを言うのはなんだかお別れを感じさせるようだと彼女は思い、言葉を飲んだ。
そして、誤魔化すように言葉を続けた。

「なんでもないよ・・・・やはり、ここの団子は美味しいねぇ。一番は桜餅だけどね。」

彼女がふと彼の方を見れば、彼の腰には二本の刀。
彼女がプレゼントしたそれを彼が大切にしてくれていることに彼女は嬉しくもあり、寂しくもある。

(まさか、戦争に一緒に出陣するなんてね。)

彼女は彼には戦争と関係のない人生を送らせるつもりだった。
しかし、彼女が気がつかないうちに彼女は彼に戦いの手解きをしていた。
やはり、彼女は師匠の影響を受けていたのだった。