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現代社会から遠く離れた、パラレルワールド。その世界では、モンスターや魔物はいない
ものの、一番怖い、”人間”に人々は日々怯えていた。

＿＿＿＿＿＿＿野蛮族。彼らは、奴隷商人、麻薬商人、泥棒、強盗、････殺し屋。なんでも
やっていた。悪いことをするたびに、彼らはエスカレートしていった。村を１つつぶし、民
を守る騎士を殺す。何時しか、野蛮族と騎士はライバルとなり、村、いや街は段々強化されて
いった。街にはいるには戸籍が必要だし、様々な情報が詰まった手袋も常に持ち歩き、街に
はいる際に魔法器具に手袋をはめた手をのせなくてはならなくなってしまった。ここでは、
それの説明でもしようか。

・魔力
生まれた時に決まるもの。双子は特に魔力が高い。魔力が０の者もいるが、０でも簡単な
魔法なら魔力を消費しない。魔力は、魔法を使う際に消費するが、消費するものとしない
ものが存在する。

・魔法
この世界にあるもの。魔力を消費し実行する。白手袋に指定の魔方陣を描くことで実行
できるが、魔法陣が頭にはいっている場合描かなくても実行できる。ただ、それは非常に
集中力がいる難しいことである。学校に行っている者はほとんどできるが、そもそも学校
に行けない貧民が多い為金持ちのおぼっちゃまお嬢様位しか魔法陣なしで実行できない。

・白手袋（右手のみ）
魔法を実行する際に使えるもので、自分の情報がすべて詰まっている手袋。持ち歩きの
住民票のようなもの。生まれた際に必ず渡される。チョーク代わりにも使える。白手袋を
着用したまま人差し指で地面をなぞると、白い線がでてくる。なお、この機能は空中に
描くことも可能。

・野蛮族
罪人・悪人ばかりの種族。騎士と敵対関係にある。とある研究所を経営している。双子の
魔力に興味をもち、大分前は馬鹿が多かったがこの頃は頭のいい者も多くなっている。

・魔法器具
魔力が込められた機材・器具。町の入り口には、必ず承認魔法器具（白手袋をかざすやつ）
が置いてある。都市、レイス・ティデイにある役所で戸籍・情報管理されている。子供が
生まれた場合、そこに行かなくてはならない。

・中心都市　レイス・ティデイ
穏やかで優しい雰囲気が特徴だが、警備が厳しい中心都市ティデイ。役所もあり、そこで
戸籍・個人の情報管理を行っている。街も賑やかで、街の中心に大きな城があり、城の
近くに役所がある。城の前は円状の広場になっている。市場もあり賑やかだが、たまに
路地裏で奴隷商も見かけられる。路地裏や街の端っこの辺りになってくると貧民街と
なる。そこは壊れている建物が多く、テントや段ボールの家がよく見受けられる。そして、
ぼろぼろの服を着た貧しい人達が住んでいる。

・騎士
中心都市、ティデイにて鍛えられた警察のようなもの。試験には非常に受かりにくく、
受かってもかなり辛い修行を受けることになる。中心都市から様々な場所へ派遣されて
いる。

・通貨
金貨と銀貨が通貨。銀貨１０枚で金貨１枚のお金。食料類は銀貨３枚程、服は金貨１枚や
金貨２枚、靴は銀貨７枚、アクセサリーは銀貨５枚、高いアクセサリーは金貨３、４枚。