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- Re: 【中文・長文】さよなら世界【募集中】 ( No.13 )
- 日時: 2018/08/20 19:44
- 名前: 月無 (ID: nLPrrFyW)
- 参照: http://私も凄く嬉しいし懐かしいです〜!本当であれば元のキャラを使いたいところだったのですが、それだと絡みにくいなぁと思い新しく作成しました(苦笑)
>>12
もちろんですっ、よろしくお願いします〜
【アルバ】
カツカツと靴音を響かせながら長ったらしい廊下を歩けば、廊下で立ち話をしていた人間は全て壁際へと避けていく。それを面白くなさそうな目で見つつも欠伸を噛み殺したアルバは、邪魔ったらしい前髪を掻き上げてから舌打ちを一つして、周りには聞こえない音量で一言「面白くねぇ」と口にし。
「(別に狩りに行くなとは言わねーけど、一言言ってくれても良くね?)」
思い浮かぶのは一人の少女、自身の秘書を務めるエミリーの顔だ。先程まで一緒に居た部下が教えてくれた話によると昨夜の狩りに同行したらしい。別段それはいいのだと、アルバは誰に言うわけでもなく心中で呟く。狩りに行くのは個人の自由だ。きちんと自分の仕事をした上でいくのなら、別段アルバだって文句は言わないし好きさせる。問題は自分にそれを言わなかった事であり、簡単に言ってしまえば「お前はオレの秘書なんだからそれぐらい言えよな」というなんとも自分本位な考えなのだが、それを口にした訳では無いのでツッコむ人間もいない。 なんとも言い難いイライラした気持ちを沈めるように大きなため息を吐き出せば、自分の部屋までたどり着いたのでドアノブに手をかけて少々乱暴に開けて。
「エミリー、居るか?」
自分の机のせいで四つん這いになったエミリーの姿は見えなかったのだろう。そう言葉を紡ぎつつも部屋へと足を踏み入れたアルバは、「あーー面白くねーー」とまるで子供のようなことを言いながらも来客用のソファに腰を下ろした。
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