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Re: # 魔女の集会で逢いましょう(募集) ( No.42 )
日時: 2018/09/14 18:43
名前: 冬虫夏草 (ID: qD0oxfww)

鳥の囀りが聞こえてくる。この森奥に佇む木造の二階建ての家で、私はひたすらに曲を作り続けていた。気付けば日が昇っていた事が、青々と見える空で理解できる。楽譜が散乱している床で一人倒れるように寝ているタキシードの男が一人、蘇った屍の様にふらふらと立ち上がって、机を支えに右手を置いて左手で頭を抱える。

「………いけない。寝てしまったか」


私こと、クウゴ・ラーセナスは一時の頭痛に目を覚まし、重くなった身体を解すと、一枚の楽譜を机の真ん中に置いた。
昨日は徹夜しようと机に向かっていたと思ったのだが、流石に二日も徹夜してしまえばこうなってしまうのは目に見えていた。どうにも、歌詞が気に入らなく、それに魘された結果ここまで執着してしまったのだと思う。身を削るまでの事をするもんではないなと今日この頃思い知らされた。

「………っぐ」


頭痛のお陰で身体が思うように歩けない私はとりあえずリビングまで行こうと自室の扉を開け、壁に這いよりながらリビングの方へと向かう。彼女ならそこで料理や家事をしてくれていることだろう。毎日彼女の行動には目を輝かせるものがある。
そして、リビングの方へと足を赴かせ、リビングの扉を開けた。

すると何やらリビングの方で美味なる香りを漂わせてきた。その香りと同時にどうやら長い時間まで寝てしまっていた事が解る。けれど、ここで一区切り付けた事はとても幸いである。歯止めも聞かなくなり、幾ら魔法使いと言えども私はそこまで身体が丈夫という事も無く、健康管理が出来なくなってしまっただろうし、何よりも彼女との時間も無駄には出来ない。
リビングを見渡せば、彼女は何やら創作している事は解るが、何を創作しているのかは此方からは見えない。何かに没頭している彼女の邪魔はしたくないと思うのだが、頭痛がそれを許してはくれなかった。

「創作中の所すまないクリスティーヌ。頭痛を起こしてしまったのだ。台所の方に調合した頭痛薬があったと思う。探してきてくれ」

私は彼女が座る向かい側のソファーに座り、右手で頭を抱える。全く、頭痛程度で参るとは熟に不便な身体になってしまった。


【始めの文了解しました!。家の内装は細かく考えてはいませんが、簡単に言えば木造型の二階建てと考えていただければ大丈夫です!。上手く絡んでくれていれば良いのですが、よろしくお願いします!。】


月無様>>