オリジナルなりきり掲示板
- Re: # 魔女の集会で逢いましょう(募集) ( No.44 )
- 日時: 2018/09/14 20:39
- 名前: 砂糖 ◆z5QXuDswjo (ID: ncaxrNZI)
>>ALL様
夫々の運命が交わる黄昏時。人ならざるもの集うは魔女の宴。息を吸うたびに噎せ返りそうなほど濃密で、むしろ心地良いとさえ錯覚してしまう魔力が充満するこの異様な空間。
「 嗚呼、主人…… 俺を置いていかないで 」
そんな中、赤毛頭を両手で抱え、まるで人生の終わりのように絶望する人間がひとり。その名をアルフォンツ、と言う。本来ならば主人の魔女と一緒に居るはずであったが、当の魔女は他の参加者と話してこいと命ずるや否や魔法で行方を眩ましてしまったのだ。
どうして俺が他人と。
人は嫌いだ。あの日、あの村で刻まれた傷口の熱さを、軽蔑の視線を、目を閉じれば直ぐに思い出す。情けない事に随分とあの出来事がトラウマになっているようだ。そして、そんな昔と今とでは状況が全く違うとはいえ、やはり他人と関わることに意欲的にはなれない。
けれど己の主人ーー金角の魔女だけは、違うのだ。彼女は何につけても女神のようなお方だ。否、ここだけの話、女神だ。
そのような主人に何処の馬の骨とも分からぬ破落戸が声でもかけていたら、と思うと居ても立っても居られない。ましてや言葉を交わすだけでは飽き足らず、軽い気持ちで彼女に触れたりなんかしていないだろうか。あの褐色の、滑らかな果実のように美しい肌に。
仮にそんなことがあれば、俺は、俺は。
そうではなくても、今回の参加の目的は主人の呪いについて調べるためだ。盃に呪いをかけた張本人が主人へと攻撃を仕掛けるなんてこともあるかもしれない。
なんて、一度始めてしまった想像はどんどん悪い方向へ膨らむばかりで。心の中で百面相を繰り広げていたアルだったが、やがて人の集う方向へゆっくりと歩み始めた。
はやく主人の所へ戻らないと。そのためには早く誰かと話をして魔法を解いてもらうしかない。
何、軽く挨拶を交わす程度ならばきっと俺にだってできる。
……できるよな?
【色々とこじらせてる人間アルフォンツが通ります〜普段は精神的にも主人にべったりな男ですのでこの機会にたくさんの方々とお話できればと思っております。今回は場所を描写しておりませんのでアルを都合の良い場所へと移動させて頂いて構いません。また、こちら遅筆の中の遅筆でして、お返事のペースにムラがあることをご了承くださいませ!】
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