オリジナルなりきり掲示板

Re: 太陽が死んだ ( No.14 )
日時: 2019/03/04 22:17
名前: 百千 (ID: R8yf5QwW)

>>11
 ありがとうございますっ!!改めましてよろしくお願い致しますね(*´∀`*)
 返しにくかったら遠慮なくお申し付け下さいませっ。頑張って直しますので(;・∀・)】

 優しいオレンジ色の髪の隙間から若草色の瞳が上目遣いにナターシャをじっと見つめてくる。
 いつも見上げて話している彼の目が自分とほぼ同じ目線になっている事に少しだけ物珍しさを感じつつ「新作を考えていて」と話すユウヒにナターシャは少し眉を下げ申し訳無さそうにしながら控えめに笑みを作った。
  
「そうだったの、私ったら邪魔しちゃった?もしそうならごめんなさい。でもその分しっかり考えるから!」

 せめてユウヒの力にならなくては、と彼の手に持たれているスケッチブックに描かれている絵を真剣に見る。
 春、という単語は知っている。それを指し示す季節も。ただどんなものだったかと言われると噂程度しか知らない。それでもナターシャは自分の中にある春を一生懸命思い描いてみた。

「えっと形は女性がフレアスカートならペアルックで考えると私はストレートが良いかも。二人並んで歩いてると上品にまとまってる気がするから……。で、春っぽい、なんだけど、その、花柄とかどうかしら?あ、男性で花柄ってなるとちょっと敬遠されるかもしれないけど、色を淡い感じにして小花系にして、上なら襟とか袖とか、パンツなら裾の折り返しにかるーくアクセント扱いでなら気にならないかな〜……なんて、考えてみたり、したのだけれど……。」

 正直、プロのデザイナーに殆ど知らない自分が聞かれたからといってこんな事を言って良いのかという不安を抱えながら彼女は恐る恐る考えを声にした。ユウヒの力になりたいのは本心からで、彼のアイディアのか手に少しでもなれば、と思ったのだ。自分がかなり長々と変に喋った気になり最後は尻すぼみになってしまったが。

「その、ごめんなさい。あまり良い考えではないわね……。言われた通り作るのは出来るけど、1から考えて作るのは苦手で。あ、でももっとちゃんとしたの考えるからもう少し待ってもらっても良いかしら?」

 そう考えるとユウヒさんは本当にすごいわ。と尊敬の念を抱きつつナターシャはおろおろとしながらもしっかりとユウヒの眼を見た。