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Re: 太陽が死んだ【募集中】 ( No.72 )
日時: 2019/06/25 23:43
名前: 百千 (ID: NypakStI)

>>71

 せめて昼ご飯として食べてくれたら良いなぁ。と思っていたが彼が「朝早起きして行く」と言ってくれたのでナターシャは嬉しくなり笑みを深めて「是非!」と頷いた。

「そうだったの?ごめんなさい。つい地方部こっちで待ち合わせって聞いたから皆に内緒で付き合っている人がいるのかなって思っちゃって……。というかまず無遠慮が過ぎてるわねこれ……。私を優先しちゃってごめんなさい。」

 林檎顔負けの赤さになり涙目になる彼を見て彼女もやっと(やっちゃったー!?)と気が付いたのか前のめりを止め座り直すときちんと頭を下げて謝罪した。
 図々しく彼のプライバシーまる無視の話題をしてしまうなんてまず年上として云々より人としてどうかしてる。と言われても仕方がない。
(……穴、穴を掘りたい。すごく大きくて、そう、ひとが1人余裕で入っちゃうくらい。絶対に引かれたどころではない。)

 ゆっくりお冷を飲みながら目線だけ上向きにしつつヒロミの様子を伺った。
 そんな微妙な空気が流れかけていたがヒロミが口を開き説明を始めてくれた。ナターシャはせめてしっかり聞こう!と意気込み耳を傾けるがただただ驚きが隠せられなかった。

「ヒロミ君の大学、中央部でも指折りに賢そうね……。難病をサイボーグ化で治しました!で終わらせないなんて凄いわ。アフターケアの一貫みたいなもの?またちょっと違うのかしら?子どもに何が……あ、これは聞いちゃ駄目かしら。」

 2世に何か影響があるのだろうか。しかしこれはさっきと同じプライバシーに踏み込む話になりそうだ。さっき反省したばかりなので同じ鉄は踏みたくない。好奇心を無理やり押し留めつつ苦笑しながら「ごめんなさい。」と呟いた。
 大学の課題として、にしてはかなり凄い。としか言えなかった。ナターシャ自身があまり専門的な事が分からないのもあるが今まで医療関連のニュースでちらりとサイボーグに関して聞くこともあるが毎回考えている人すごいなぁと思って終わっていた。
(今目の前に凄い人が座ってる。しかも大学の課題……。ヒロミ君ってかなり凄い人だわ。)
 そんな感動を胸に抱きつつ今まで持っていたお冷を机に戻すと手を膝の上に乗せじっとヒロミを見る。あまり年も変わらないかもしれないが自分より若いのにこんなに賢いのか!なんて凄い子だろう!と感動していた。先程から凄い、としか言えないほどである。