オリジナルなりきり掲示板
- Re: 太陽が死んだ【募集中】 ( No.74 )
- 日時: 2019/07/14 22:13
- 名前: 百千 (ID: NypakStI)
(/お久しぶりでございます…っ!!申し訳ございません(;´Д`)バタバタとしておりましたらこんなにも返信が遅くなってしまい…。まだ続けさせて頂けるならいくらでも待てますのでよろしくお願い申し上げます!ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんがお願い致しますっ!!)
>>73
「そんなこと無い。分かりやすく教えてくれるから私理解しやすかったし、第一聞こうとしたのは私なんだから。……そんな顔しないで?」
苦々しく笑う青年に対してナターシャは首を横に振って言う。そもそも専門家でも何でもない――しかも賢いとは到底言い難い――ナターシャにも分かりやすく言葉を選んでもらっていたのだ。そして簡潔にではなくしっかりと内容も教えてもらっている。感謝の念しか湧かないのも当たり前だろう。
ただ1つ悔やむ事があるとすれば、浅学な己くらいだろう。せめてそれ関係のニュースさえ詳しければとも思う。彼はナターシャが聞こうとしたから答えてくれただけだろうと予測をしているものの何かを返したいと思う彼女は遠慮がちに言葉を零した。
「えっと、私はなんだけど、気付いて対応し始めたっていうところに少し安心した、かな。大学でも選択できるくらいに研究?みたいなのも進んでるみたいだし……何より原因を隠したり見て見ぬふりしたりしないでその人達が暮らしやすくなるようにするって事でしょ?黙っていない、って大事だと思うの。……ただ、宇宙人ってやな感じね。」
自然と眉間にシワがより渋い顔をしてお冷を持つ手に力が込められる。天才という言葉はおそらく称賛の意が込められているだろうが宇宙人という言葉を称賛では使わないだろうとナターシャは感じる。おそらくは影響が著しく強く出た子達のことを指すのだろうか。子どもに対してなんと心の無い言葉を――――。
(ここでも周知されたらそんな言葉を使ってしまう人が出てくるかもしれない……嫌だわそれ。それに、なぜ子どもに対する影響に気付けなかったか、って言って騒ぐ人もいそう。でも、でも、救くえる人が増えるように尽力した人が悪いわけでもないし……。でも今大変な子達がいて……。)
「ん〜……、色んな事思うけど言葉に表すのは難しいわね。でも、やっぱりヒロミ君はすごいわ。」
誰かを責める必要もなくて、でも運が悪かったで片付ける事は絶対にしてはいけなくて、ただ見て見ぬ振りせず向き合っている人が今いる事は素晴らしい事は確かだとナターシャは一人思った。
「失礼致します。お待たせ致しました、アメリカンコーヒーとカフェモカをお持ち致しました。」
「ありがとうございます。アメリカンコーヒーは彼でカフェモカは私です。」
店員がお盆に注文していた品を乗せてやって来たのでナターシャは掌で彼を示しながら店員の方に声をかける。
その案内のまま店員が二人の前にカップを置くとふわりと珈琲の香りが心地よく香る。ナターシャの心は少しだけ踊りそうになるが自分だけ落ち着きないのは如何なものかと思ったのかぐっと堪えて微笑を浮かべてカップを眺めるのみに徹した。珈琲の香りの中に微かにチョコレートの匂い。嗚呼、さぞ満たされることだろう。
「よろしければ、お注ぎ致しましょうか?」
ナターシャがうっとりと眺めそうになるのを堪えている最中、店員は伝票が挟まっている木製の盾に細長いバインダーを机に置く際ヒロミのお冷が空になっていることに気が付きにこやかに伺った。
(/店員の行動説明しますと、ヒロミ君がお冷がいる場合→お冷を注いでから「ではごゆっくりお寛ぎ下さいませ。」と言い一礼して去ります。
お冷がいらない場合→「失礼致しました。ごゆっくりお寛ぎ下さいませ。」と言い一礼して去ります。お好きな方でお願い致しますっ!)
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