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Re: 【募集】深淵を覗く ( No.19 )
日時: 2019/04/26 18:30
名前: 榎@ENOKI (ID: UeLkOLiI)

プロフィール


穴|両鎖骨の真ん中に鍵穴によく似た穴
能力|希望を取り出すために、邪魔な不幸や絶望を退ける
衝動|世界をより良くしていきたい


名前|優希(ユキ)
年齢|実年齢40代、外見年齢は推定15~17歳
性別|女
一人称|わたし
二人称|あなた、さん付け


性格|合理的で、味覚・聴覚・触覚・視覚・嗅覚が全て人より衰えているせいか何事にも冷静で、驚くことが“ほとんどなかった”。今は不可思議な現象により五感が強くなり、年に似合わないほどによく驚き、関心する。一方で、穴の衝動のせいで1の為に10の犠牲もいとわない残酷さを抱えている。相反する性格だが、本人がこれっぽっちも気に留めていないために直すことはない。
頭の回転は速いがすべて自分の中で完結するために、脳内で100の吟味を経て口に出た1つのジョークが他人に理解されないことがよくあるし、そもそも言葉への感性やチョイスがやや変なところがある。
生い立ち|
(現在)あの「演説」ののちに1年足らずで身体が中年女性から20代の女性へと変貌する。今は緩やかなスピードで若返りつつ、推定15~17歳の身体になった。この不可思議な現象と同時に、生まれつき人より衰えていた五感能力が強くなり、一方で穴による栄養の補給と排泄などの循環ができなくなる。自分がパンドラであることは秘密にして、原因究明のために世界各地を旅している。
(過去)柄谷家の一人っ子。中流階級の家庭で育ち、何ら不自由のない子供時代を送ってきた。物心ついた頃から、五感が人より衰えていることを自覚していたが両親を悲しませないために秘密にしていた。また、1を聞けば10がわかるほどに聡明な頭と、豊かな想像力のおかげで健康診断の値も自分でコントロールしており、医者からも疑われることがなかった。穴の存在に気づいたのは10歳のとき。最初は並外れた想像力のせいかと気にも留めなかったが、徐々に空腹とは違う“飢え”を覚え、学校の道徳の授業で「世界平和」のことを聞いた瞬間、その“飢え”が満たされたような気がして、「この、鍵穴みたいな穴って妄想じゃなくて病気?」と疑問を覚え、解明のために人生をかける。後に、孤児院から子供を何人か引き取って穴の研究を本格的に始め、あの「演説」をして、世界の秩序を壊した「パンドラ」として名が知られる。


容姿|濡れ羽色のロングヘアにレモン色の丸い瞳。変貌前は歳相応に皺が目立ち始めたが背筋が凛と伸びた中年女性の姿だった。あの「演説」のときに着ていた服は、礼装用にとっておいたもので、長袖の白のワンピースに細やかな刺繍の上着、左の胸元に白薔薇のコサージュ、白のエナメルパンプスだった。
今現在は、かつての若かりし頃に瓜二つでハリのある丸い顔に柔和な目付き。身長は156センチ、丸みが目立つ体つき。クラシカルな服装。胸の下で締まり膝下までふわりと伸びる黒のワンピースで、裾につる草模様の金糸の刺繍が施されている。靴は革靴のようなデザインの黒色のスニーカー。旅に必要なものが一通りはいった大きなショルダーバッグを斜め掛けにして、丸く膨れ上がったバッグ部分を後ろに回している(ジ○リのキキが序盤持ってた鞄みたいな感じ)。


備考|名前は柄谷優希。自分がパンドラだと知られるわけにはいかないので、下の名前しか名乗らないようにしている。独身で、穴の研究のために引き取った5人の血のつながらない子供がいる。(柄谷創もその1人。)「黄色が好きだから」という理由で全員瞳の色が黄色系統でそろっている。養子5人の名前も自分でつけたが、どれも一発では読めないので不評である。
自身の能力で自分の穴の中で積み上がった不幸や絶望が全て消え去って、希望しか残らなくなった結果、体が若返るという現象がおこる。優希の希望は「想像の世界じゃなくて、本当の世界を五感で感じ取りたい」のため、五感の成長期である幼少期まで体が変貌することになる――が、本人が自分の希望に気づけていないため、「誰かの穴の能力のせいで体に異変が起きた」と警戒している。なので『パンドラに似ている』と言われても、敵かもしれないと警戒して「他人の空似じゃない?」と返すようにしている。


台詞「はじめまして。わたしは優希。優しいに希望の希で、ユキ。ゆうきじゃないわ。う抜けなのよ、わたし。ふふっ」
「わたしね、黄色が好きなの。昔、母に『優しい色って何色?』と聞いて、『陽だまりや優希の目の色と同じ黄色よ』って教えてもらったから。それだけよ?」
「……あなた、さっきからわたしのこと見ていたけど、何か用かしら。『あのパンドラに似ている』ですって? それよく言われるけど、でもあの人大人の女性でしょ。わたしの姿を良く見てよ、これのどこが大人に見える? ……穴は確かに似てるけど、でもあなた、本人の穴、実物で見たことある? 似ているだけで大きさとか違うかもしれないのに……」

「わたしの体がこんなになってしまったのは間違いなく穴の能力によるものよ。だって衰えていたはずの五感が……昔の記憶以上に、鮮明なの。わかるかしら……花の匂い、鳥の囀り、肌にあたる風、月の色。それと、私の想像をはるかに超えた食べ物の美味しさ。どれひとつとっても経験のないことだったのに、今は何もかもわかるの。おかげで見知った毎日が新鮮だわ。既視感きしかんならぬ未視感みしかんって言えばわかる? ……わかんない?」