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Re: 【募集】深淵を覗く ( No.30 )
日時: 2019/04/29 12:28
名前: シシド (ID: xV3zxjLd)

>>27
ありがとうございます!!改めましてよろしくです!
こちらこそやりづらい投稿しておりましたらどうぞ教えてくださいね!】

痛みと眠気でグラグラと揺れる視界と頭ん中に気持ち悪さを覚えながら瞼がゆっくりと下がっては無理矢理持ち上げて、を繰り返す。眠くてなのか気絶しそうなのかが分かんねぇけど、後者だと何となくやばいのでは?と思う俺がいるからかなり必死だ。

そんな時に男の人の声が耳から脳に刺激を与えてくれた。
正直、瞼を閉じる力に負けそうだったからその人のおかげで瞼をぐっと持ち上げ意識を保つ事ができた。
救世主レベルでホント助かった。外部からの刺激は眠気を少し飛ばす事が出来るから、その人からしたら何となくだとしても俺にとっては貴重な刺激だ。

「………………っ、はい、何とか……ありがとうございます。助かりました。」

意識を保ったままだから顔というより額が延々痛むのを嫌でも認識する。たんこぶになんのかな。それは嫌だな。と思いつつ鈍い動作ながら救世主に向けて顔を上げてお礼を言う。
チカチカと点滅する視界を何度も瞬きをして平常に戻していくとやっと救世主のお顔を目視できた。

最初、すげぇ賢そう、藍色ここまで似合う人いる?というアホっぽい感想しか出てこなかった。でも全然嫌味っぽい感じがしない。冷静沈着てこんな人の事言うのか、とぼんやりと考えてしまう。頭が回っていないのもあるけど平時でもきっと俺こんなことしか考えつかねぇ気がする。
救世主の右目の方を意識的に見ないようにしながらもただただぽかんと救世主を眺めた。アホ面してるかもしれねぇなぁ。
あ、凝視したまま無言というのはかなり不気味に見られるかも。何か言わねぇと……。

「その、ほんとすんませんっした。驚かれましたよ、ね……。」

くぁっと小さく欠伸が出たので咄嗟に乱暴に目を擦る。こういう時でも眠くなるんだなぁと思いながら目を擦ったついでにこっそりと頬を抓った。話してる時に寝るのだけは阻止しよう。