〈久しぶりです〉セツナエリカ「…うーん……あ、そう言えば確か、北の方向に行けば建物があったような……」そう言ったエリカの手には地図が握られていた。準備の良さに思わずおぉと声が出る。でもそれと同時に変な違和感を感じた。エリカは何故ここまで準備しているのだろう?僅かな不信感はあったものの、ここから先はエリカに引っ張って貰うしかないようだ。私は背伸びしてエリカの地図を見た。
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