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Re: 【日常】ファルべの魔法【募集中】 ( No.16 )
日時: 2019/07/10 02:21
名前: 榎@ENOKI (ID: D6X4Nb68)

>>スレ主
(/遅くなってすみません……!無色音楽家のプロフの提出します。
それと、鍛冶屋なんですが銀色・女でいきたいのであらためて予約してもいいですか?期限までには提出できますので…!


【名前】ベルジール(Bergill)
【性別】男
【年齢】24歳

【性格】
教養と躾の行き届いた貴族社会で育ってきたので紳士らしく親切で、失礼のないように寛大さのある返答を忘れず、愛想と礼儀を重んじた振る舞いを心がけている。話し上手じゃないことを自覚しているので聞き手に回ることが多い。——そうしておいた方が家の名誉を傷つけずに済むと学習した上での行為なので、いわばベルジールの“ 厚い外面 ”でもある。
元来は自分の世界に引きこもって唯一多大に興味を持っている音楽活動ばかりをするような内気な性格。数少ない友人は芸術よりも政治や学術を好み、家族との共通の話題は「音楽活動の調子はどうか、有名貴族からパトロンの話はかけられているか」などで楽しく会話ができる環境がなかったっていうのもある。
とりあえず人面を良くしておいて、得意なピアノ演奏を続けられたらいいなあと楽観的でありつつも、音楽家などという確固たる支えがない立場なのでいつ崩されるかわからないために臆病な心を見て見ぬ振りをしながら日々を過ごしている。
ファルベ村を訪れて見えるようになった色鮮やかな世界には驚きと恐怖の連続で、どの色も鮮やかで眩しく見えるからファルベ村の住人と会ったときは眩そうに目を細める癖がついた。月明かりであまり眩しくならない夜間に出歩くことが多い。また、夜は人もほとんど外にいないから普段の外面を忘れて、ゆったりぼんやりと自分の世界に浸って夜半の雰囲気を楽しんでいる。

【容姿】
以前は麦畑のような明快と落ち着きのあるブロンドヘアに晴天の碧眼だった。ファルベの呪いを受けてからは、前髪を左分けにして肩に毛先が数センチのるぐらいの長い髪が一本一本透明度の高い銀色だけど集まると不透明になって安っぽいガラス窓のようでもあり、鈍って何も映さない粗末な鏡みたいな不可思議な銀色へ、目は瞳孔の碧はそのままに、青と灰と白のまだら模様みたいな色になった。顔つきは細く長く、鼻筋がバランスよく目立っている。唇はほんのりと赤みがかっている。普段の食生活のせいか若干生気のない顔色をしている。背丈はやや細り気味で180センチぐらい、力仕事はできるが一日中続けるのは厳しい。手足の関節の骨筋が目立ち、手の爪はいつも短く切りそろえている。
服装は白のシャツにワインレッドのカーディガン、紺のスラックス、焦げ茶色の革靴でいることが多い。元は上質なものだったが繰り返し着ているうちにヘタってきたが本人は気にしていない。依頼で演奏をするときは様々なドレスコードに応じた服装を懇意の服屋に預けている。(多分演奏用の服装が全財産の中で一番価値がある)

【備考】
一人称「わたし」二人称「きみ、(知り合い程度)ミスタ・ミス・ミセス・氏・嬢、(親しい間柄)呼び捨て」
実家はリパーニュ都市の上級貴族が1つで、6人兄弟の末弟。20歳で有名ピアノ演奏家の弟子入りをして、数年後に演奏の指名を受けるほどの実力者として知られる。別大陸で演奏の依頼を受けて移動の際に船が破損したのでコロル島に寄港し、直るまでの間島を散策していたときにファルベ村を見つけて呪いを受けた。
演奏の依頼は今も受けているがファルベ村に移住したことを公表していないため、依頼の手紙はあまりなく、数ヶ月に一回か二回程度。普段は近所の村に出向いて無償で教えたり、ピアノの置いてある家にお邪魔して演奏したりといったことをしている。
(数少ない友人にしか話していないことだけど)物心ついてから見える色が全て乳白色を混ぜた薄い色に見えていたせいなのか、幼少期は身の回りの世界が味気なく、成長してから貴族の嗜みである絵画鑑賞や自然豊かな避暑地滞在をするようなっても変わらなかったが、聴覚は正常だったので有名オーケストラの演奏を聞いてから音楽にめり込むようになる。その変化をみた家族は「天才の誕生だ」などとはしゃいで一通りの音楽教育を施した。しかし、人よりも巧い技術はあるのに名声轟かす気配が一切ないので「更なる成長」という建前と、昔はしゃいでいたことを恥じて周囲に下世話な噂をされないように画策した家族から、有名ピアノ演奏家の弟子入りを半ば無理やりに勧められてから交流がほとんどない。ファルベ村への移住を伝えたのは妹のみで、そのときに誕生祝いに貰った水晶玉を譲った。
村に来てから色が鮮明に見えるようになったので、実は色の知識が浅い。食事はおっかなびっくりで、自分で作れるミルクスープとパンを毎日食べてる。鮮やかな色の食べ物が食べられるとは未だに思えず、食べる機会があれば(ひょっとすると毒かもしれない)と不安になって全財産を使って銀食器を揃えて使うことにしている。今のところは、血の色と同じ色のトマトやパプリカ、草と同じ色のキャベツやピーマンあたりを警戒している(嫌いではない)。
本名はベージクリスタール(Bergkristall)祖父母からの誕生祝いで、その名前と一点の曇りのない上質な水晶玉を貰った。ファルベ村を訪れてから突然髪と目の色が濁り、名前の由来に相応しくないと自覚してから家族の期待を捨てる決心がつき、ファルベ村に移住することになった。名前は省略して名乗ることにしている。

【モチーフ】無色
【職業】音楽家
【ファルベディアorエトランゼ】エトランゼ
【地雷】過度な期待、人の尊厳を軽んじること(キャラ)/無(本体)

【募集】
ベルジールの食事事情を知っていてたまに食事を共にする人(見たことのない食材を1人で食べるのが怖くて誘うときがある)(ミルドレッド/あと1人)
【乗っかり】
(ベルジールでよければどうぞ!声かけもします!)


「初めまして。わたしはベルジール、音楽家として活動している者だ……といっても大層なものじゃあない、単なるピアノ弾きとでも覚えていただけたら幸いだ。よろしく頼む」
「ああ、おはよう。いい朝だな。……晴天のおかげで少々眩しくてな、日陰の方に移動してもいいか」
「………………。ん?ああ……きみだったか。すまない、考え事をしていた。こんばんは、ところで、こんな夜遅くまで起きてていいのか?……わたしか?夜の空気が気持ち良いものだから、よく散歩しているんだ。ははっ、変な奴だろ?まあ間違いないさ……でも、このぐらいの明るさがちょうどいいんだ。きみはどうだい?」
「さて、前回は二週間前だったか、風邪をひいたと聞いたが元気そうで何より。では練習を始めよう。弾けるところまでで構わないから、ゆっくりひいてごらん」
「……わたしの本来の名前は、当時家が冤罪に問われたことを嘆いた祖父母が考えたものだ。新しい家族が不当な道を歩まず、後ろめたい行いをせぬように、隠し事のできない玻璃の如き美しさを……と。そのせいかな、色々と苦労はあった。でも、今のわたしはベルジール、ファルベ村の音楽家だ。色鮮やかな世界で生まれたからには存分に堪能するつもりだ」