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『妖怪』
それは古来から日本にて、不思議な現象を及ぼす者達で、人々から恐れられてきた。
時は2019年、技術が発達したこの現代日本では、妖怪達はどのように暮らしているのだろうか。
画面の前の人間よ、彼、又は彼女らの日常を、少し覗いてみないか？


*
はじめまして、白雪菫しろゆきすみれといいます。
今年の春頃から、このサイトで小説やなりきりなど、色々見てきましたが、こうしてスレッドを立てるのは今回が初めてです。

盛大な前置きがありましたが、当スレは『現代日本での妖怪達の日常』がメインの「なりきり」です。ほのぼのです。


*注意とルール
・スレ主は初スレ&文力皆無です
・ネットやサイトのルールを守ってください(荒しは言うまでもなく禁止です)
・参加者様同士の喧嘩、恋愛禁止です
・オリキャラ限定です
・１週間以上これない場合、一言連絡してください
・キャラ人数の制限は設けません
・妖怪は日本妖怪だけでなく、西洋妖怪なども可とします(日本妖怪は和名、西洋妖怪等は洋名でお願いします)
・参加キャラに一人は日本由来の妖怪を入れてください
・妖怪の種類は極力被らないようにしてください

>>0- 全て
>>1 世界観とキャラシ
>>2 現在参加者様

*世界観とか
皆さんが暮らす現代世界に妖怪がまじった世界です。妖怪達は普段は人間のふりをして暮らしています。

*キャラシ
名前
妖怪の種類
性別
外見年齢&実年齢　(実年齢は()で)
普段の職業　(大手企業の社長のようなお偉いさんは控えてください)
備考　(何かあれば)


*主のキャラシ
(一気に二人書きます)

名前　烏山からすやま絵里えり
妖怪の種類　烏天狗
性別　女
外見年齢&実年齢　外見23、実132
普段の職業　漁師
備考　男っぽさがあり、生真面目。長く生きてるせいか、現代に馴染めてなく、漁師という仕事を選んだのもその影響。当然機械音痴。妖怪としては、烏天狗の為風を起こすのを得意とし、仕事の時もその風を利用している。髪は黄土色のポニーテールで目は水色。

*
名前　佐鼬さいたち琴音ことね
妖怪の種類　鎌鼬
性別　女
外見年齢&実年齢　外見、実共に17歳
普段の職業(？)　女子高生 (コンビニでバイトもしてる)
備考　まだ若い為か、どこぞの烏天狗と違い現代をエンジョイしてる。性格は明るいがムードメーカーとは違う。(どちらかというとリーダー的)昼は妖怪らしさ皆無たが、夜になると鎌鼬として行動する。髪は茶髪のショート。瞳は緑。

*参加者様達とキャラさん達

・白雪菫/スレ主
>>1
烏山絵里(烏天狗)
佐鼬琴音(鎌鼬)

・刹乃さん
>>3
刹乃(鬼)

・綾音ニコラさん
>>5
如月桜花(野槌)
>>86
風雅猛 (アプトルヤムペウェンユク)

・ナードさん
>>28
名護李純狐(妖狐)

・アスカさん
>>30
久保楓(不知火)
久保春斗(不知火)
白澄璃奈(雪女)
>>89
葛城日向(百々目鬼)
瀬戸巧(土蜘蛛)
北条佐奈 (なまはげ)

名前 刹乃
妖怪の種類 鬼
性別 男
外見年齢&実年齢　23(20009)
普段の職業　俳優
備考　現代に溶け込み自分のルックスを生かして俳優をやっている。芸名はSETU。結構人気で有名。
黒髪に赤い瞳。カラコンは常時携帯。


参加希望です！

刹乃さん、参加希望ありがとうございます。参加okです！

名前「如月 桜花」
妖怪の種類「野槌ノヅチ」
性別「女」
外見年齢＆実年齢「17」
普段の職業「女子高生、Youtuber」
備考「立場上ノヅチ(ツチノコ)なので、基本的に夜しか外に出ない(学校以外)。家では動画配信や曲作りをしている。嗅覚に優れ、友達に誘われる以外では日本酒の匂いにつられてたまに昼間に外に出る。ネットネームは『朧キサラギ』。いつも明るく、笑顔が特徴的。夜になると尻尾を生やして山奥に行ったり、道中を散歩する。髪は黄色で目は黒、服装はピンクのコートに白のスカート、目は悪くないがよくメガネをかけている。動画配信の時はよく尻尾を生やすが、コスプレとして一般的に認識されているため問題はない。」

よろしくお願いします♪

綾音ニコラさん、こちらこそよろしくお願いします！

いつ頃始まります？

では、そろそろ始めたいと思います！
ロルを投下しておくので、どう絡むかはお任せします。ロルも書きやすい形でokです

ーーーーーーーーーーーーーー
side*烏天狗

「船の整備終了っと。これで、明後日の漁の心配はないな」
夜のとある港。私、烏天狗こと烏山絵里は人間のふりをして漁師として生活している。
「さて、次の漁にそなえて家で体を休めるとしようか」
そう呟くと、私は烏天狗の姿になり飛翔する。徒歩だと家まで時間がかかるが、飛んでいけば速い。人に見つかるリスクがあるが、今は夜。大丈夫だろう。
やがて、家の近くまで来たので、人目の少ない場所でゆっくり着地するも......

刹乃side


「ったく…マネージャーからやっっと解放されたよ…」


俳優のSETUであるこの俺、刹乃は付きまとってくるマネージャーを振り切りすっかり暗くなった道をふらふらと歩いていた。港が近くにあるこの村にはドラマの撮影できているが…それにしても潮の匂いやべーな。嫌いじゃねーけど…。ふと辺りを見渡したら近くの家の側に空から飛んできた人間らしき何かが着地した。

鬼である俺はさほど驚いちゃいねーが…珍しいな…俺は相手をしばらく凝視していた。

着地したまでは良かった。
が、現在私は男性に凝視されてる。
まさか、飛んでいるとこを見られたのか！？
「え、えっと、そこの方...もしかしなくても、私が飛んでいるところ、見てましたか？」
動揺しつつも、私はその男性に声をかけた。

「あー、何も見てねぇよ？」

あー、こりゃ見られちゃまずかった感じか…ていうか、ん？
ちょっと待て、んっ？


「飛んでるところ見ちゃいました？って直球で聞いたら駄目じゃない？」

「うっ......」
正論を言われ言葉が詰まってしまう。
な、なんとかして誤魔化せないだろうか。た、確か現代には上空から飛び降りる遊び(スカイダイビング)があってそれを撮影して放送しているな...これなら！
「い、今テレビの撮影をしてまして、アクシデントが起こってしまったんです！」
これなら機材がない部分も誤魔化せるだろう！

……スッゲー必死だなぁ…と、思ってたらテレビの撮影だという言い訳をかましてきた。うーむ、色々突っ込みたいけど身バレするからやめておこう…


「あ、そうだったのか〜それは大変だったね…」

自分もスタートします！

～桜花side～

「……うーん、今日も配信お疲れ様、私!」

夜中に動画配信が終わった私、如月桜花は、港辺りを散歩していた。そんな時に騒ぎ声が聴こえたので、野槌ならではの身体能力で向かうことにする。

「2人とも、どうしたんですか?まさかこういうことですか?」
そう言って私は尻尾を見せてみた。コスプレと思われるのか、同志だと思ってくれるかは分からないけど……

「ん？あー…君誰…ん？尻尾？」


俺の目の前の女の人に声をかけてきた少女。え、もしや同志？でもコスプレイヤーだったら困るから、言わないでおこう…

「私も飛んでいる人は見たけど、こんな夜中だから、映画でもないしょ……やっぱり、他に誰もいないからあなたたちは私と同じ『妖怪』ですか?」

私はワクワクしてとてもしっぽを振っていた。誰もいないからこそできるし、隠さなくてもいいということの証明でもある。

突如やって来て少女に「妖怪ですか？」と問われる。
しっぽをふってる為、本当だろう。
ここで正直に答えると、必死に言い訳した意味が無くなるだろうが、今の私は烏天狗の姿で翼もあるから、正直に答えるが得策だろうな。
「はい。私は貴方が言うとおり、妖怪で、烏天狗です」
自身の翼を動かして、本物だということを二人に見せる。

目の前の女の子が妖怪である、とカミングアウトした。やっぱりな〜、だと思ったよ


「やっぱりか……ちなみに俺もなんだよね〜、俺は鬼さ」


ついでに俺の正体も明かすことにした。

>>17、>>18

「私はノヅチ、いわゆるツチノコの如月桜花です!最近またツチノコ捕獲の話ばかり目にするから疲れましたよ……」

同じ妖怪だったため安心した。もしこの場に人間がいたら捕まって二度と家に帰れなくなる。お金目当てに元の姿に戻って脱皮して5万円をもらったことはあるけど……命はお金に変えられないよね。

「お二人とも妖怪でしたか...よかった」
私は二人が妖怪だと言うことを知り、安堵する。
「ツチノコの捕獲の話は私も稀に耳にします。お互い大変ですね......。私は昼間に飛行した時、SNS...というもので拡散されて、危うい時期がありました」
あの時期は思い出すだけで辛い。現代は情報の流通が早すぎる。

「大変だねー、2人とも…俺はむしろ自分の意思でテレビに出てるけどね、あははっ」


2人とも結構苦労しているらしいな…俺はそんなに警戒せずにテレビに出てるぐらいだから緩いのかな〜…今、暗いしあんま顔認識できないから俺がSETUってわかんねーだろうけどね

「へぇ、テレビに出ているんですね！すごいです！」
私は鬼の男性に尊敬の眼差しを向ける。妖怪だってバレる危険があるのに、自分の意思でテレビに出るとは。
「私は、お恥ずかしい限りですが、テレビに出る事など勿論無いですし、機械に馴れないから、家のテレビの機能を録に使いこなせない始末なんですよ」
苦笑いしながらそう話す。

「そうかなぁ？」


面等向かって尊敬されると照れるなぁ…会話を続けていれば相手がテレビのセッティングが不得意でできないということが分かった…


「あぁ〜配線とかがわからない感じかぁ…一応テレビはあるの？」

「私はテレビには出てないけど、『朧キサラギ』というネットネームで動画配信をしたり、街歩きしたりしています!もしよろしければチャンネル登録お願いします♪」

私はスマホを見せてみた。テレビの扱いには慣れていないと言ってたけど、スマホは持ってるかな?

「あ、はい。そんな感じです。テレビは既に購入していて、家にあります」
アナログのときは、知り合いにやってもらったんだが、今はもう居ないからな...コードが何本もあって、素人の私じゃ解らない。
「動画配信...すごいですね。えっと
チャンネル登録って、どうすればいいんですかね...？」
私はスマホをポケットから取り出し、画面を見せる。その画面はほぼ初期状態で、初期からあるメールや電話、動画等のアプリに加え、ニュースアプリが入ってるだけだった。

参加したいのですが先に質問です
妖怪は人外的な部分があっても大丈夫ですか？
例えば、下半身が蜘蛛足、逆に顔だけ蜘蛛顔などなど

ポッチャマン2号さん>

条件つきでありですよ。
私の烏天狗の絵里を例にすると、
>>8 に「私は烏天狗の姿になり飛翔する。」という描写があるんですが、その描写の様に妖怪の姿としてならokです。
このお話は、「人間のふりをして現代でくらす妖怪達」なので、普段は無しです。普段からその姿だと、妖怪だとバレてしまいますので。

解りづらい文章ですいません...

名前　名護李　純狐　なごりや　じゅんこ
妖怪の種類　妖狐
性別　女
外見年齢&実年齢　19歳　(789歳)　
普段の職業　狩仕事
備考
山の中で一人暮らしている、家の近くには村があり熊が出たら、ｽﾞﾄﾞﾝと殺る
仕事や住んでる場所に反して、プログラムの天才
狩りをしていない時はPCを使い、プログラムを作る、プログラムの内容は気分次第
静かで、とても落ち着いている
彼が慌てているとしたら、それは
「自分の正体がバレた」時だけだろう

ナードさん、キャラシ承けたわりました！

参加します


久保　楓(くぼ　かえで)
種類:不知火
性別:女
外見年齢&実年齢:外見、実共に24歳
普段の職業:喫茶店のウェイトレス
備考:弟の春斗を「はる君」と呼んで慕っており、超絶デレデレ　明るくて陽気な性格で親しみやすいらしい　

久保　春斗(くぼ　はると)
種類:不知火
性別:男
外見年齢&実年齢:外見、実共に17歳
普段の職業:高校2年生
備考:姉である楓の自分への溺愛さの異常さに少しドン引きしている　家系図に入っていない綺麗な年上の女性に対しては超コミュ障　きわめておとなしく物静かな性格　

白澄　璃奈(しろすみ　りな)
種類:雪女
性別:女
外見年齢&実年齢:外見、実共に17歳
普段の職業:高校2年生
備考:春斗の同級生　超がつくほど天然ボケでアホの子　さらに頭も悪く、難しいことが苦手らしい　料理と運動神経だけはプロ並み　

これでお願いします

返信遅れてすいません...！
アスカさん、キャラシ承けたわりました！

刹乃さんと綾音ニコラさん、二週間ほど来てませんね...

>>31

すみません……登録逃げという訳ではないのですが、ネタを考え中で……

>>32

解りました。ネタを考えるのに時間がかかるのは私も同じなので大丈夫ですよ

【ありがとうございます、早速始めたいと思います】

春斗「...」

夜道を散歩中の不知火、久保春斗

春斗「...ん」

散歩中に会話している絵里達を見つけ、話し掛けようとした

春斗「...あ」

が、よく考えたら自身は家系図に入っていない綺麗な年上の女性に対しては超コミュ障だったのを思い出し、話し掛けるのをやめ、散歩中を再開しようとした

【こちらこそ、参加ありがとうございます！琴音で絡みにいかせてもらいます！
妖怪の鎌鼬の設定は元ネタにオリジナル設定を加えております】

side*鎌鼬

「おっ、次のターゲットはあの男の子かな」
鎌鼬たる私は散歩中の春斗を見つけると、曲がり角に隠れ鎌を構える。
鎌鼬は、尻尾の鎌で相手に気づかれない速さで相手を切る妖怪だが、深い傷を負わせる訳でなく、紙で皮を切った様な傷である。何故そんな事をするかと言うと、妖怪として行動する事で妖怪として強くなれるから！...と言うのは冗談で本能だったりする。
今は人間の姿だから尻尾の鎌じゃなくて妖怪しか見えない特殊な鎌なんだけどね。
「って、あの子、もしかして妖怪...？うーん、作戦変更しよう。鎌を持って前に出れば妖怪なら私の鎌が見えるから」
私は作戦変更をすると、鎌を持って春斗の前を横切る様に歩く。

春斗「...鎌...？」

反対方向から誰か来てるのが見えたので立ち止まった春斗、よく見たら鎌を持った女性だった

春斗「...危ないなぁ...」

それを見てそうつぶやく春斗

「リアクション薄っ！」
てっきり、もっと叫んだりするものかと思ってたから予想外もいいとこだ。でも見えてるみたいだから、妖怪で確定だね。
鎌を電柱にたてかけ、男性に話しかける。
「ねえ、君妖怪だよね？私の鎌が見えてたみたいだし」

春斗「...なんでわかったの？僕は春斗、不知火だよ」

自己紹介する春斗

春斗「...それで君は？死神？」

そして鎌鼬の琴音を死神と勘違いする春斗

「死神じゃない！」
死神という言葉に咄嗟に反応する。人間の姿だと死神に間違えられる事よくあるから...
「私は佐鼬琴音、鎌鼬さ。君が妖怪だと解った理由はね、私の鎌は妖怪にしか見えないからだよ」

春斗「へー...ふわぁ...」

眠たそうにあくびをする春斗

春斗「...眠い...」

「反応薄いなぁ。ま、いいか。君、眠いなら早く寝た方がいいよ？」
あくびをする春斗にそう言う。
私は２、３時間程寝ればいいけど、妖怪によって睡眠時間って違うだろうし。

春斗「...そうする...」

というと春斗はその場で寝てしまった

春斗「すぴー...」

「いやいやいやいや！何でここで！？」
道端で寝た春斗を起こそうと、体をゆする。
「私が送ってくから家の場所教えて！」

春斗「...その道をまっすぐ行った突き当たり...」

眠たそうな声で教える春斗

春斗「...後姉ちゃんには気をつけて...」

「了解。この道の突き当たりだね」
私は春斗をおぶると、言われた場所に向かって歩きだす。なんか気をつけてって言ってたけど、春斗のお姉さん変わった人なのかな。

* * *

しばらく歩いて突き当たりへ。
「おーい、ここで間違いないかな？」

春斗「...ここ...」
楓「はるくーーーーーんっ！私の可愛くて愛おしくてプリティで大事な大事なはる君！もう！心配したんだから！」

なんか余計な言い回しがあるような気がすることを言いながら飛びだしてきた春斗の姉、楓

楓「！...あんた...私の可愛くて愛おしくてプリティで大事な大事なはる君とどういう関係なの！？！？」

凄い誤解もしはじめた別名はる君大好き女

「ご、誤解ですって！ただこの子が道端で寝そうになっていたから送っただけです！」
あらぬ誤解をされ、私は必至に誤解を解こうとする。また、お姉さんの迫力を前に、つい敬語になってしまった。

楓「あ、あらそう？やだ私ったら、おほほ...」

恥ずかしそうに頬を赤らめながら笑ってごまかした

楓「で、本題に戻るけどはる君を送ってくれてありがとね！」

「ど、どういたしまして...では、私はこれで」
ペコリとお辞儀をすると、そのまま立ち去ろうとする。

楓「あ、ちょっと待って、御礼をしたいから上がってかない？」

御礼をしたいからと絵里を引き止める

春斗「すぴー...」

「お気持ちだけで充分です。それにこんな夜遅くにお邪魔する訳には...」
それっぽい理由で誘いを断ろうとするが、本音は春斗が妖怪だったから鎌鼬として行動できてないからである。

楓「あらそう？じゃあまたいつかはおじゃましてね、後私ははる君のお姉ちゃんの楓よ」

自己紹介する楓

春斗「むにゃ...」
楓「も～っ！はる君可愛すぎっ！」

春斗が寝言を言っただけで頬ずりしはじめた

「ならば、時間がある時にでも。私は高校２年生の佐鼬琴音といいます」

こちらも自己紹介をする。

「では、これにて失礼します」

頬ずりをする楓に若干引きつつも、軽くお辞儀をしてからその場を離れた。

楓「へー、はる君と同い年なのね！」
春斗「ん～...」

抱きついたまま春斗と同い年だということに反応している楓に少々ウザがっている春斗

*帰宅路*

「あの春斗って子、たぶん私と歳が近いよね。もしかして、同じ高校だったりして！」

もしかしたら高校で会えるかと考えながら帰路を歩いていると、やがて自宅に到着する。

「少し早いけどもう寝ますか！」

春斗「おやすみ...」

そう言うと春斗は自分の部屋に行った

楓「はいおやすみ～」

*翌日早朝4時半

「ねむっ...でも昨日できなかった事を今日やらなきゃ...」
起きてから寝癖でいつもよりボサボサになった髪の毛をとくと、学校へ行く準備を済ませてから、制服ではなく私服で外に出る。
「ふぁぁ...深夜ならともかく、こんな早朝に人なんているのか？」

璃奈「うおーーーー！」

元気に道を突っ走っている雪女、白澄璃奈

璃奈「退屈だー！暇だー！」

「いた！？」
こんな早朝に走ってる人がいて戸惑う、それに、あの人、私と同じくらいの年齢だよね...
同じ高校の人をターゲットにするのは気が引けるしここはスルーしようか...

璃奈「うおー！誰かいるー！」

璃奈は急ブレーキをかけて止まった

璃奈「初めまして！璃奈だよ！君は？」

絵里に自己紹介して名前を聞く

「わっ！？びっくりした...」
璃奈が急ブレーキをかけたかと思うと、突然名乗る。
「わ、私？佐鼬琴音だよ」

璃奈「え、さたいちねこと...え？」

なんかごっちゃになっている

璃奈「その名前だと長いから『ことちゃん』って呼んでいい？」

【1回合流しますね!】

スマホの使い方を教えて家でグータラしていたら、いつの間にか早朝4時になっていた。誰もいないなかこうやって散歩しているのもいいな。

「あれ〜?琴音ちゃんたちどうしたの?」

「う、うん。いいけど...」
突然の出来事に動揺を隠せない。
「えっと、君、高校生、かな...？」
多分あってると思うが、気になった事を聞く。

璃奈「うん！高校2年生だよ！」
春斗「あ、おはよう璃奈ちゃん」
璃奈「はる君おはよー！」
春斗「あ、夕べの...死神だっけ？」

一晩で忘れてしまったはる君

「へぇ、私も同じだよ！」
話していると、見覚えのある人が二人やってくる。
一人は知り合いの桜花。そんでもうひとりが...
「あ、桜花ちゃん！それが...
って昨日の不知火！？私は死神じゃない！」

春斗「あ、思い出した、鎌鼬の琴音さんだね」
璃奈「『ことちゃん』って呼んでいいよ！」

なんか勝手に呼んでいいと言っているアホの子璃奈ちゃん

「思い出すの遅いよ、春斗君...」
半分呆れでため息をはくと、今度は璃奈が私のあだ名を広めようとする。
「本人の許可なしにあだ名を広めないで...」

春斗「僕は記憶力には自信あるんだ」←どこがや
璃奈「え～、ダメ？」

ちょっとガッカリ気味の璃奈ちゃん

「どこが....？」
春斗が矛盾してる事を言ってる。さっき私を死神って言ったよね...？
「私に言ってくれればいいよ？このあだな、別に嫌いじゃないし」
璃奈をガッカリさせてしまったのねで、フォローする。

璃奈「やった～！ほっぺにチューしていい？」
春斗「ところで君は？」
璃奈「白澄璃奈！雪女だよ！」

自分を雪女だという璃奈ちゃん

「駄目」
きっぱりと言う。会ったばかりの人とキスするか、普通！？
「ありゃー自分から言っちゃうんだ」

璃奈「ダメか...うん！お母さんに『聞かれたことは素直に答えなさい』って言われたから！」
春斗「僕は久保春斗、不知火だよ」

続けて自己紹介するはる君

「ふふ、なんだかんだで仲が良さそうで何よりね!ツチノコの『朧キサラギ』こと如月桜花で～す!」

私も自己紹介をした。今日はなかなか賑やかに1日が始まりそうだ。

「私も改めて自己紹介するね。鎌鼬の佐鼬琴音だよ！」
みんなが自己紹介したので、もう一度する形になるが、自己紹介をする。
「そーいや、ここにいる人全員妖怪なんだね」

璃奈「よろしくー！...ってツチノコ！？ひゃー！凄い！」
春斗「...ツチノコ...？」

キサラギをツチノコと知ると凄いと言う璃奈ちゃんとキョトンとするはる君

【暫く来れなくて本当っにごめんなさい！】

「確かにツチノコも凄いけどさぁ...二人だって妖怪じゃん」
凄いという璃奈につっこむ。妖怪だって数少ないんだから、十分凄いんだよ...？

璃奈「え、ツチノコって妖怪なの？ゆーまじゃなくて？」
春斗「ツチノコってどんな妖怪なの...？」

ツチノコが目の前にいるというのにどんな妖怪か聞いているはる君

「ええと、ツチノコは鎌鼬ほどではないけど素早くて、牙に毒を持ってたりするんだけど、いつもは毒はしまってるの。一部では見ただけで病気になるとかも言われたけど、全くの誤解だから!正式には野槌って言うんだけど、ツチノコって覚えた方が分かりやすそうなんだ。」

UMA、か……間違ってはないけどね。私は細かく話してみた。

春斗「毒...」
璃奈「毒は危ないよ～！」

ツチノコは毒を隠し持っていると聞いて若干警戒している天然ボケコンビ

「桜花ちゃんは優しい子だから、毒なんて滅多に使わないから警戒しなくたって大丈夫だって。てか、私も大きい鎌持ってるから充分危ないと思うけどな？」

特に春斗君。初対面で私が鎌持ってたのにたいして驚かなかったじゃん。鎌だって危ないし、私は鎌鼬である以上鎌をよく使ってるから。

春斗「そうだね、死...琴音さん」

一瞬琴音を死神と言いかけたはる君

璃奈「ていうかさ、妖怪って毒で死ぬの？」

「うーん、毒で死ぬかは分からないけど、本気を出したら強力な猛毒になるから……」

ツチノコの姿を見られた時は7割くらいの毒で人間は逃げ出すから、まあ死んじゃうかもね。妖怪は知らないけど。ずっと話しているといつの間にか時間がかなり経過していた。

【アイヌの妖怪は和名で大丈夫ですか?】

「毒の基準は人間と同じじゃないかな？人間が死ぬような毒は私らでも同じ。逆もまた然りだね」

昔、一度だけ毒のある芋を誤って食べた事があって、腹痛とか酷かったなぁ...笑い話にされるのも嫌だしいわないけど。

「って、話しこんでたら、辺りがだいぶ明るいじゃん！もう7時近く...？」

その場で慌て始める私。学校は8時までにつけばいいので、大丈夫だが、もうこんなに時間が経っているとは。

【アイヌも和名で大丈夫ですよ！】

璃奈「あー！遅刻だー！」
春斗「...」

遅刻だと勘違いし慌てる璃奈ちゃんと静かなはる君

【新キャラ追加します！学校で合流させますね!】

名前「風雅 猛たける」
妖怪の種類「アプトルヤムペウェンユク」
性別「男」
外見年齢＆実年齢「17(2764)」
普段の職業「高校生、ニート」
備考「昔から妖怪ではなく魔物扱いされていたため、臆病な性格になっている。高校には週1でいくが、学力は高く、運動神経は抜群。服の一部が風でできていて、オッドアイ。よく分からないが今でも植物系でできたふるいが苦手。身長も153cmと小柄で、よく女の子と間違われる。その気になれば100mを1秒未満で走ることができるが、めんどくさいらしく、あまり動こうとしない。」

【>>綾音ニコラさん　了解です！】

「まだ遅刻にはならないかな。でも私はまだすることあるから一旦帰るね！」

今着てるのは私服だから制服に着替えなきゃいけないし、まだ朝食を食べてない。
そういう事なので、私はみんなより先に帰る事にした。

【>>2のアプトルヤムペウェンユクがフリガナになっていますので、修正お願いします!そして、>>0にキャラクターやキャラシなどの説明（いわゆる目次）などを入れてはどうでしょうか?】
※例です。
世界観、キャラシ>>1

*参加者様達とキャラさん達

・白雪菫/スレ主
烏山絵里(烏天狗)
佐鼬琴音(鎌鼬)>>1

・刹乃さん
刹乃(鬼)>>3

・綾音ニコラさん
如月桜花(野槌)>>5
風雅猛（アプトルヤムペウェンユク）>>86

・ナードさん
名護李純狐(妖狐)>>28

・アスカさん
久保楓(不知火)
久保春斗(不知火)
白澄璃奈(雪女)>>30

【4人ほど追加します】

葛城　日向(かつらぎ　ひゅうが)
妖怪の種類:百々目鬼
性別:男
年齢:24歳(24歳)
職業:コンビニ店員、YouTuber
備考:瀬戸巧とYouTubeで『H(日向の頭文字)T(巧の頭文字).ch』のコンビ名で活動している　ゲーム実況、アスレチック担当　楓とは同級生

瀬戸　巧(せと　たくみ)
妖怪の種類:土蜘蛛
性別:男
年齢:24歳(24歳)
職業:コンビニ店員、YouTuber
備考:日向とYouTubeでコンビで活動している　神授業、料理系、心霊担当　楓とは同級生

北条　佐奈(ほうじょう　さな)
妖怪の種類:なまはげ
性別:女
年齢:14歳(4214歳)
職業:中学生　
備考:臆病で恥ずかしがり屋な性格でなまはげで有名な『悪い子はいねが』が言えない(しかもかんだりもしちゃう)　人見知りが激しいが打ち明けることができればその人に対しては人見知りがなくなる

【これでお願いします】


璃奈「ふう、よかった！」
春斗「すぴー...」

安心する璃奈ちゃんと立ったまま二度寝を始めたはる君

>>88 指摘ありがとうございます！修正してきました！

>>89 追加了解です！

【あざっす】

璃奈「アハ～、はる君のほっぺ柔らか～い」
春斗「ん～...」

はる君のほっぺを揉む璃奈ちゃんと寝ながらちょっと嫌がってるはる君

「そろそろ友達を待たせてるから、先に学校行ってるね！」

時間が来てしまったため、私は猛くんを待たせている高校に向かうことにした。

【猛パート】
「……早く来すぎちゃったかな……桜花ちゃん、まだかな……」

今僕は、教室の中にいる。風の力を使えば扉をこじ開けることも造作もないことだ。やっぱり誰もいないと落ち着けるけど、今日はどこか窮屈に感じるのは気のせいだろうか?

*琴音 in highschool

「急いだら結構早い時間になっちゃったなー。もしかして一番乗りだったり？」

そんな風に呟きながら教室に入ると、既に猛君が居た。

「ありゃ、一番乗りじゃなくて二番乗りかぁ。おはよ、猛君」

少し残念な気持ちになるも、感情を表に出す事なく、猛君に挨拶する。

璃奈「おっはよーーーーーーー！」
春斗「...おはよ...」

元気に入ってくる璃奈ちゃんとやる気なさそうに入ってくるはる君

「あ、わわ……みんな、おはよう……。君たちで安心したよ……」

急にドアが開いたためびっくりした。ここにいる人がみんな妖怪なのは知っているから、安心していられるな。週1の登校だから、こうやって集まれるのは嬉しい。あとは桜花ちゃんだけだ。

「……そういえば、桜花ちゃんはどこにいるの?」

「うーん...朝は私達と話してて、私より少し遅く帰った感じだし、もうそろそろくるんじゃないかな？」

桜花ちゃんに限って遅刻は無いだろう。璃奈と春斗君も間に合ってる事だしさ。

璃奈「授業まだかな～」
春斗「すぴー...」

授業を待ち遠しくそわそわしている璃奈ちゃんと自分の机に突っ伏して三度寝を始めたはる君

「春斗君、三度寝はまずいって...！夜眠れなくなるよ！」

春斗君が寝初めたのに気付き、私は起こそうとする。

「...みんな登校しだしてるね。桜花ちゃんもそろそろかな」

春斗「...琴音ちゃん...好き...ぐぅ...」
璃奈「寝言で告白！？凄い...」

寝言でさらっととんでもないことを言ったはる君

猛「琴音ちゃん、僕達って妖怪だから基本夜行性じゃ……」

急な告白もびっくりしたけど、自分なりの解釈で言ってみる。そんなことを話していたら、桜花ちゃんがやっと来た。桜花ちゃんは僕の大切な友達で、誰にも言ってないけど好きな人だ。

桜花「ごめんごめん、道に迷っちゃったのと、準備をし忘れて……」

……やっぱり可愛いな。

「告白は起きてる時にしてもらえた方が嬉しいな。
妖怪によるんじゃない？少なくとも私は夜行性と言うよりは睡眠時間が人より短いだけだし」

驚き半分、嬉しさ半分で小声の独り言を言った後、猛君達に聞こえる声でそう話す。

「お、桜花ちゃん！おはよー！」

教室にやって来た桜花ちゃんに手を振って挨拶をする。

璃奈「お、桜花ちゃんだ～、はる君のほっぺつついてみる？」
春斗「なんで昆虫採集部がないんだろう...すぴー...」

今度は文句を寝言で言い始めたはる君

【桜花パート】

「みんな、おはよう〜♪それじゃ、お言葉に甘えて……」

私ははる君を触るのと同時に、驚かせる程度の毒を使ってみる。はるくんはどんな表情を見せてくれるだろう?

春斗「ん...」
璃奈「あ、起きた」
春斗「...ぐぅ...」
璃奈「そしてまた寝た」

一瞬起きたがまた四度寝を始めたはる君
　

「また寝てる！？」

四度目って...授業中にも寝たりしないのかな？

「そろそろ起こした方がいいかな？授業始まりそうだし」

璃奈「起こさなくていいと思うよ、はる君は授業中もこんなだから」
春斗「すぴー...」

ずいぶん衝撃的なことを言う璃奈ちゃん

【今月中インできません!】