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芹奈「あの……お騒がせしてごめんなさい。えっと蛍さん、美咲さん、蘭紅さん。」
と私は仲良く話していた三人に喋りかける。
三人は動きをピタッと止めて黙り込む。
（え！？喋りかけちゃいけなかったのかな？？）
美咲「―――……え。」
蛍「別に大丈夫だ……よ。」
蘭紅「（なんでみんなそんなに固まってるの？！）」
（どうしよう、どうしよう。）
私は混乱してしまう。
紅葉「どうしたの？四人そろって、そんなところで突っ立ってて？」
（あぁ、お姉ちゃん！！―――……私ってやっぱり嫌われているんですか？）
私は行動と顔で訴えてみると、お姉ちゃんは首を傾げてニコッと微笑んだ。
紅葉（そっか、もう仲良くなったんだ！）←違う。
すると、紅葉さんは私の頭を撫でて耳に囁いた。
紅葉「もう三人と仲良くなったのね！！凄いね、芹奈って！」
（！？、ち、ちが……ッ！！）
私はあたふたすると、紅葉さんはにっこりと微笑む。
紅葉「他の子とも仲良くしてね。」
その言葉に私はほっこりとした。
――――毎日ここに来たいって思った。
芹奈「私……ここで働きたいです。」
（何故、皆が固まってしまったかも解らないし仲良くしたい。）
私の言葉を聞いて店内の人たちが動きを止めてまた集まってくる。
（また、私変なこと言っちゃったかな！？）

>>148-149


おそらくお友達であろう方に付き添われて休みに行かれた店員さんに少し安心しつつ、呼ばれたので返事をする
あ、その前に……。私は店長さんに向き直り深々と頭を下げた。

「あ、は〜い…………店長さん、失礼しました〜。あとあの店員さんにお大事にとお伝え下さいね〜」

店長さんもお忙しそうだしあまり引き留めては駄目だよねぇ。
もう一度頭を下げてお会計へと向かった。

「では、お願いします〜」

店員(晴夏)さん伝票を渡してカバンから財布を取り出す。