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>>15　｛ありがとうございます！｝




かけられた声に、これから作られるであろうおいしい料理にワクワクしながら、

「あいよ、店長。」

と返事を言う。それから、

「それじゃあ、蓮華、シエルさん。僕は店長のおいしい料理を食べてくるんで、あとはよろしく。」

少しにやりと笑いながら、これから客寄せパンダになる二人に声をかけるのも忘れずに。

【>>15-16】

「もちろん引き受けるよ、ありがとう。」

僕は笑って返事をして、マスクを外す。自分では容姿に自信がないのだが、他の人からはよく『イケメン』と言われる。……ブログ記事の写真が世に出回ったのかもしれない。もしその考察が正しければ、僕がやれば人が来るだろう。

「ふふ…………リベルさん、いつも気になるが、それは元々僕がすべきことじゃないのかい？」

僕はさっきとは違う狂気的な笑みを浮かべてみる。転生の扉を開けたり、いろんな世界を旅してきた中でこの顔は覚えたのだ。前は表情なんて作れなかったのだが、正直気に入っている。

>>17


彼が浮かべた狂ったような笑みに少し驚くが、すぐに僕は愉悦の表情を浮かべる。
へぇ、

「そんな顔も出来るんだ。驚いたなぁ、顔の整っている人はどんな表情を浮かべても様になるんだから。」