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>>38


新しい客が来たところで、店員達は対応しているが‥
と、とにかくだ。この事実を早く確かめたい俺は、思い切ってあの店員に聞く事にした。
その前に出されたコーヒーをすべて飲み干し、なんて聞くかを考える。

「確かあの銀髪の店員だよな?」

俺は席を立ちあがり、一瞬荷物を忘れていないか戸惑ったが、ここにそんな人間はいないだろう。
名前は良くわからないが、その容姿で呼称することにした。

「お、おい‥銀髪の君、さっきのその言葉ってどういう意味なんだ?」

あの言葉の真相が気になってとてもとても気が気でない。

【>>38-39、シエルサイド】

「はい、カプチーノね。すぐ作るから……。」

ポニーテールの女性にそう言った後、僕を呼ぶ声が聞こえたので話をする。装備から警察官の職についていて真面目そうだが、女性が好きそうな雰囲気だ。

「……つまりみんな違う世界から来たんだ。僕の場合は『Far East(ファーイースト)』と呼ばれる世界で……ああ、『Far East』とはどこかの世界では日本を指すらしいね。まあそれはそれとして、僕は路地裏から来て、彼女は廃墟のところから来た。簡単に言うとこの店の入口は様々な世界のいろいろなところにあって、その入口はここに繋がっているってことだね。……あ、自己紹介がまだだったね。僕はシエル、これからよろしく。」

どういう経緯で繋がったか分からないが、僕の力を使って空間をねじ曲げたら近いことはできる。でも意図的ではないのは店長の反応を見て言わずともわかっている。

【>>38、ニコラサイド】

「あ、とりあえずレモネードお願いね！話は後でしましょう？」

これは偶然だが、私が好きなものは黄色いものだ。黄色い食べ物はもちろん好きだし、かわいいものももちろん大好き！でも過去のことを思い出してしまうから青はあまり好きじゃない。

私はパソコンを用意して、今日の日記を書くことにした。